手軽に電圧を計測するツール
我が家の出水電器のオーディオ専用電源工事を行い、専用電源分電盤EO-01を設置したのは2021年2月ですが、それから5年以上経過しました。

電源工事後はPS Audio Powerplayサービスが利用可能ないくつかの製品を試しつつ、PS Audio Power Plant 3を2台、オーディオルーム用、シアタールーム用に分けて計測器として使ってきました。
2025年12月にリニューアルしたPowerPlayはまだ表示される期間とデータが一致しないなど不具合も見られますが、電圧、消費電力、歪み率などを確認できるオーディオの電源観察としては唯一無二のサービスです。
オーディオはどうしても主観で語られがちなので、客観的データに基づく観察が行えるのはとても有意義です。
電圧を計測する手段
オーディオに限らずコンセントの状態に異常がないか、Power Plant 3のような機器の出力が正常か確認する際にはソケットテスター、アースチェッカー、コンセントテスターのようなものが便利です。

また各コンセントのノイズの計測や各種ノイズフィルターの性能を把握するにはGreenwave Broadband EMI Meterのような計測機器が役に立ちます。

ところがこれらのテスターは残念ながら電圧を計測する機能がありません。PS AudioのPower Plantシリーズならもちろん各コンセントの電圧は計測できますが、あちこち持ち運んで使うには重量があるので不便です。
配線チェックと電圧測定
そこで電圧を計測できるソケットテスターを購入してみることにしました。
箱の中身はソケットテスター本体と簡単なユーザーマニュアルだけです。
フロントパネルには上部に3つのライトがあり、そのライトの点灯の仕方で配線の状態がわかります。コンセントの交換などをした時にはチェックができていいですね。下部のライトを見るとGFCI TESTと記載があり漏電テストもできるようです。(GFCI:Ground Fault Circut Iterrupter)
裏面は3Pとなっていてアースのチェックもできるようになっています。
電圧以外の性能については、簡易アースチェッカーと同じですが、ライトの表示は多少異なるようです。
実際にテスト
まずシアタールームのプロジェクタ向けに設置されている天井のコンセントです。こちらは出水電器のオーディオ専用電源工事で設置しなおしており、アースが接続されていますが、ライトは左と中央が点灯しCORRECT(正常)となっています。
電圧は110Vとかなり高く表示されていますね。
アース線をあえて落とす
次にわざとアース線が接続できない状態にして計測してみます。
2P-3P変換コネクタを利用して、3Pから2Pに変換します。
コンセントへ接続すると「OPEN GROUND」と表示されてアース線への接続がされていないことがわかります。このあたりのライトの表示は正常なようです。
計測した電圧値が正確なのか?
シアタールームのコンセントは110Vと表示され、ソケットテスターで計測した電圧値が、PowerPlayのデータと比べるとかなり高い値が表示されました。PowerPlayの計測データではオーディオ専用電源工事をしたシアタールームの供給元コンセントの電圧は103V前後ですから、比較すると5V以上高く表示されているようです。
またPower Plant 3のリジェネレーターを通したコンセントは常時100Vを維持しているはずです。接続して計測してみると、105V前後の計測値となります。
また別の日に計測をしてみると今度は100Vを切りました。計測値がぶれやすく余り正確ではないのかもしれません。
原産国は中国で価格も安いですから、数値の信頼性はこんなものなのかもしれませんね。おまけ的な機能だと思っておきましょう。
Her-
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