2022/1/20不定期更新に変更します

シアタールーム回顧録~YAMAHA HDD/CDレコーダー CDR-HD1500(2006/11~2007/4)

HDD&SSD
CD約600枚分のストック&プレイをサーバー感覚の簡単操作で実現

HDDレコーダー部は、別売の250GB HDD装着時に音楽CD約375枚分=約375時間、400GB HDDでは約600時間≒音楽CD約600枚分の長時間録音が可能。CDなどの音楽データを非圧縮の高音質でHDD内にまとめてストックし、あとでじっくりと編集を行うことができます。さらに、BGM 感覚のロングプレイを楽しむ、お気に入りの曲にブックマークを付けて後でまとめて聴く、HDD内にアルバムを作る、といった多彩なプレイ機能もシームレスで実現。CDからHDDへは、最大10倍速でストレスのない高速コピーが行えます。

録音時間に合わせたパーソナルCDが失敗なくスピーディに完成

HDDでストック・編集した音楽は、最大8倍速(CD-R)~4倍速(CD-RW)の高速でCDへレコーディング。あらかじめHDD内にアルバムを作成しておけば、74 分や80分など生ディスクの録音時間に合わせたパーソナルCDが失敗なく作れます。もちろん、CDまるごとのデュプリケート(複製)も、ディスプレイの指示に従ってディスクをセットするだけの簡単操作。さらに、パソコンとの接続を可能にするRS232C端子も装備。タイトル入力が簡単に楽しめる専用アプリケーションは、ヤマハAV ホームページからダウンロードできます。

曲(トラック)ごとの音量差も補正できる2種類のデジタルレベル調整機能

内蔵CDまたは外部機器からHDDへの録音レベルを-1 2 ~+12dB(0.4dB ステップ)の範囲で補正できるデジタル入力レベル調整に加え、HDDに作成したアルバム内の、トラックごとの音量差を-12~+12dB (0.4dB ステップ)の範囲で補正できるトラックレベル調整も装備。音量レベルの揃った聴きやすいパーソナルCDが作成できます。

アナログソースのCD化にも便利なフレーム単位の高精度トラック編集

HDDへストックした曲(トラック)は、従来のCDレコーダーでは不可能だった1フレーム(1/75 秒)単位での高精度な編集が可能。さらに、音楽CDに収録されたCDTEXTデータ(アルバム名、曲名)をHDDへ同時にコピーしたり、HDDへ新規入力することもできるので、アナログレコードやテープのCD化、エアチェックの整理などに威力を発揮します。レコードプレーヤーの接続には、別途フォノイコライザーなどが必要です。

選曲に便利な映像出力端子

S ビデオ/RCA コンポジットの各映像出力端子をリアパネルに装備。お手持ちのTVなどに接続することで、再生するHDD内情報(グループ、トラック)の一覧、コピーや録音時の各種設定一覧などが表示され、選曲をより便利に行うことができます。

CDR-HD1500の仕様

再生メディア CD(再生のみ)、音楽用CD-R 、音楽用CD-RW
周波数特性 5Hz~20kHz ±0.5dB
高調波歪率 0.004 %(再生)、0.006%(録音)
ダイナミックレンジ 再生99dB 、録音92dB
SN比 再生105dB 、録音92dB
消費電力 32W
外形寸法(幅×高さ×奥行) 435W ×115.5H ×414.5Dmm
質量 8.2 kg(HDD含まず)
付属品 ステレオピンケーブル(1m)×2 、ビデオ用ピンケーブル(1.5m)、光デジタルケーブル(0.6m)、リモコン

このレコーダーの良いところ

このCDR-HD1500の良いところは、一般的に販売されているIDE接続のHDDを400GBまで内蔵することができ、しかもその取り外しもデータのコピーもWindowsパソコンで簡単にできたので、今では当たり前のファイルオーディオを、本格的なオーディオシステムで実現できる点にありました。当時はこういう製品は数は多くなかったと思います。

ネットワークオーディオ HDD 回顧録 YAMAHA HDD/CDレコーダー CDR-HD1500 DENON DVD-A1XVA 高音質記録技術 AudioMASTER

さらにその音源を「AudioMASTER」によって高音質にCD-Rに録音できるので、さらに高音質に聞きたいとき好きな曲を組み合わせて音楽用のCD-Rに録音して、所有している品質の高いプレーヤーで再生するということも可能だったので、私のようなPCオーディオから始めたタイプの人間からするととても使い勝手がよかったのです。

その後ネットワークオーディオへ

しかし、実際使い勝手は良かったんですが、オーディオシステムの導入後はmp3などの不可逆圧縮ファイルを再生する機会が減っていったこと、さらにCDをリッピングするのが面倒で、音楽を聴くときは直接DENON DVD-A1XVAで再生する機会が多くなってしまい、使用頻度はあまり高くなかったところに、知り合いから欲しいといわれて譲ることになりました。

その後、ネットワークオーディオへとシフトしていくことになったので、見切りをつけるタイミングとしては悪くなかったのかなと思います。もしCDR-HD1500が残っていたら、ネットワークオーディオへの着手が遅くなり、本ブログも存在していなかったかもしれませんね。

※CDR-HD1500の画像はYAMAHA HP(https://jp.yamaha.com/)より引用

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