ユキム
アナログレコードを普段再生していませんのであまり深入りはしませんが、ELACのスピーカーを中心に、500~600万円はする豪華なアナログ再生環境ですね。ここは狭いブースではありつつもいつも結構席が埋まっている印象です。
- スピーカー:ELAC VELA FS409 ¥980,000/ペア(税抜)
- フォノプリアンプ:ELAC PPA-2 ¥160,000(税抜)
- ステレオパワーアンプ:ELAC DPA-2 ×2 ¥250,000/台(税抜)
- DAC/プリアンプ/ストリーマー:ELAC DDP-2 ¥400,000(税抜)
- CDプレーヤー:ORACLE CD2500 MKIV \2,000,000(税別)
- ターンテーブル:THALES Tonarm TTT-Compact 2 \1,750,000(税別)
- トーンアーム:THALES Tonarm STATEMENT \2,400,000(税別)
- カートリッジ Benz Micro SLR Gullwing \360,000(税別)
薄型のPPA-2、DPA-2、DDP-2は、ELAC Alchemyシリーズとしてラインナップされているダブルネームブランドです。前身となるオーディオアルケミーを買収して作られたブランドですが、このコンパクトな外観は若い世代には受け入れられやすいかもしれませんね。毎年、入れたら入るくらいであまり熱心に聴いたわけではないですが、思い返せばELACのウーファーの素材からくる金属的なクセは余り感じなかったなぁ。
音が良いのは当たり前
残念ながらエイ・アンド・エムとヨシノトレーディングのブースは定員や時間、体力の都合などで入れませんでしたが、駆け足でTIAS 2019を回ってみました。帰路に着いたときにはもう腰が痛くて、食事休憩を取った後は休み休み帰りました。
毎回会場を訪れて思うのは、高級オーディオは音が良くて当たり前。その上でユーザーの購買意欲を掻き立てる付加価値をつけられるかどうか、魅力的な人を引き付けるデモができるかどうか怪しいブースが結構あるなと印象を受けることですね。
音だけでも人をひきつけることができれば、イベントの時間以外にも人はそこにとどまって音を聞いていくはずです。例えば私がESOTERICのブースに立ち寄ったときはイベントなどしていなくてもまじめに音を聞いている人たちがいて、席は半分以上埋まっていました。
また気が向いたらその話は記事にしてみようかと思いますが、毎年変わり映えのしない展示で、来場者が通り過ぎるような展示をしているのでは宣伝にもならないというか、逆効果になってしまい、ブランド価値を下げるネガティブキャンペーンになりかねません。
例外を除いてコストのかかったオーディオ製品が音が悪いわけはありません。イベント時以外は人がまばらで、入ってきたらすぐに出て行ってしまうメーカーのブースは、売れないのは不況が原因ではなくPRを失敗していると思って良いでしょう。他のブースを見に行って何が違うのかを考えた方がよさそうですね。
Her-
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コメント
エルミタージュさんこんばんは。
いゃあテクニクスと言えばタンテでしょう。
タンテ以外思いつかないです(断言)
それにしてもSL-1000R、凄いモノを作りましたね。
となりのミニ1000Rみたいなデザインの1500Cも良かったです。
ビンボーな私は1500Cで充分でしょう(笑)
ナスペックのブースのモニターオーディオのGOLD5Gの作りも良かったですね。GOLDはplatinamの作りと良さそのままに上手くコストダウンしてますね。
ブースに飾らせていたトップモデルは高嶺の花ですが、一クラス下のモデルは手に届く価格のものがあり私はそこに魅力を感じました。
Niさん、コメントありがとうございます。
TechnicsにとってSL-1000Rはいいアイコンになっているとは思いますが、他が売れる理由が見当たらないのが残念です。
Monitor Audio Platinumの最上位はちょっと手が出ませんね。というか置けませんね。