試聴システムの概要
試聴システムは以下の通りです。
- AVプリアンプ:Marantz AV8802A
- マルチチャンネルパワーアンプ:DENON POA-A1HD
- フロントスピーカー:DALI Helicon 800(Pair)
- ネットワークオーディオプレーヤー:Marantz NA-11S1
- NAS:メルコシンクレッツ DELAモニター評価機
DELAにヒッコリーボード
まずはDELAの下にヒッコリーボードを投入します。
私はリスニングポジションから外れて右側スピーカーの正面にいたので、音像や立体感の微妙な違いは聞き取ることはできませんでしたが、DELAの下にヒッコリーボードを置いた時点で刺々しさはだいぶ落ち着き、重心が下がったように感じられました。
NA-11S1の下にエアフローティングボード
さらにNA-11S1の下にエアフローティングボード RAF-48Hを入れてみます。
さらに音の刺々しさは減りやわらかい音の雰囲気と、音に陰影の深い立体感が現れてきます。
ラックの上にアンダーボード
個人的な趣向として私はラックの上にボードを入れるというのは、「絶対に嫌だ」と思っていたわけではありませんが、あまりラックの中にボードを入れるのは好きではありません。
ボードが重なることで響きが直接的なボードの音と、間接的なラックの音の2つが乗ることになります。間接的なラックの音の影響は小さいですが、
「だったら最初からその材質のラックを買えばいいじゃん」
と思っていたのです。という言うか今も思います。ですからなんとなく避けていて無意識のタブーになっていました。
機器にもよりますが、ボードを入れるとNA-11S1のように放熱の隙間が小さくなってしまう弊害もあります。実際NA-11S1はかなりの放熱量が大きい機器なので、この状況はやや不安を感じます。このままにするなら下のラックにあるDENON DVD-A1XVAと入れ替える必要があるでしょう。
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