光ファイバーケーブルの振動対策
そこでSFPモジュール近くの光ファイバーケーブルにケーブルスタビライザーSound Stage Sound Clip CB-4Kを装着してみることにしましょう。
音調がやや明るく張りがあり、ピアノやバイオリン、女性ボーカルの主張が強くなったように感じられ、低音の質は量感がややます。ダンピングが効いて跳ねる感じが出るので、華やかでリズミカルで楽しい気分になりますね。
1つだけSound Stage Sound Clip CB-4Sという色違いのものが見つかりました。当時音調が色によって違うという触れ込みがあったと思いますが、こちらに変更してみましょうか。
こちらはどちらかというと音像のピントが合う家事でしょうか。音の輪郭が立ち彫りが深くなる印象で、低音の質がよりインパクトの強い重い質感になり、低音の切れ味がよくなります。
CB-4Sは少し締まる方向性なので、派手さはありませんが音像の立体感が欲しいならこのまま使ってもいいし、広がりが欲しいならCB-4Kの方がいいので、好みで調整したい時に使い分けるのはありですね。
SFPモジュールや光ファイバーケーブルの振動対策
SFPモジュールの微振動を抑える意味で、ケーブルスタビライザーによって間接的に対策をすることで効果が出るのではないかと思いましたが、根元に近い所で使えばそれなりの効果は生まれるようです。
光メディアコンバータに接続したSFPモジュールは頭の部分が少しだけ出ているので、その部分だったら直接対策ができるアクセサリもあるかもしれません。
インシュレータを使って機器が持ち上がらない程度に触れさせて振動を逃がすもよし、高さが合えば、FURUTECH NCF Booster Signal-Lのようなアクセサリで静電気を逃がしてやるのも効果があるかもしれません。
光メディアコンバータやSFPモジュールのオーディオ利用は未知の部分も多いので、まだまだこれから改善の余地もあるでしょうから、楽しみな領域ではありますね。
Her-
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コメント
Hermitageさん、こんにちは。
先日はSFPモジュールの実験にご協力頂きありがとうございました!
finisarのSMFモジュールを分解、制振対策をしたのですがあまり芳しくはありませんでした。
元々の爽やかな音調が身を潜め小難しい真面目な音に(*_*)何事も塩梅なのですね。
逆にノーマルだとイマイチだったBroadcomのMMFは制振で見違えるような音に。
光であれば高音質と簡単に言えない奥深さがありますよね。
おいけさん、コメントありがとうございます。
いえいえ余っていたモジュールだったので有意義な実験に使っていただけて良かったです。
光メディアコンバータにすれば上がりとはいえず、SFPモジュールの造りによっても音が変わりますし、ちょっと振動対策を加えるだけで音が変わりますし泥沼に片足突っ込んだ感覚です。