ささやかな改善
前回は2015年までのシアタールームの調音というか、吸音について書きました。当時は長時間ゲームをするために低音を控えめに調整されていたので、吸音材などを窓やドアに装着することで音漏れを防いできましたが、昨年2016年のオフ会で私の部屋で開催するようになって、訪れる方の標準的な音量に比べて、かなり音量が小さいので、音量を5db上げて使うようになりました。

音漏れにささやかな抵抗を(1)~吸音と調音~
必要とする用途と音のバランス 10年かけて今のホームシアターの姿になりましたが、音量も帯域バランスもその時代の利用用途によって大きく変わっています。 最初は買ったままの姿で調音など考えることなく使っていましたが、最初は全く関...
今まではこれまでの対策でも何とかなっていた防音も、5db上げると家族からうるさいと言われるようになったので、少し対策を追加することにしました。現在の音漏れの要因は壁やドアを透過してくる、現状では対策方法がない音漏れと、床から階下へ響く重低音、V型テープを貼ったドアの隙間から漏れる音です。
V型テープは所詮薄いゴムなので、音を遮蔽するほどの性能はありません。
そこでささやかながら、V型テープの機能を強化して音漏れの低減を試してみることにしました。ドア隙間防音テープ D型 1本入り(裂くと2本)という名前で販売されている防音テープと言うか隙間テープのようなものです。
少し形状の違うP型もあるそうですが、隙間 3~5mm用と書いてあるので、ドアとドア枠の隙間をゴムがつぶれることで埋めて密閉度を向上させます。
ドアは左フロントスピーカーのすぐ前にあるので、フロントスピーカーから出た音はドアの蝶番側の隙間から盛大に漏れてきます。
V型テープはそのまま使うと2本連結していますが、引き裂くと2本に分かれるので、2本の間を開けることで空気の層を増やそうと考えて、V型テープの内側にこのD型テープを2本を少しだけ間隔をあけて貼り付けることにしました。
実際に音を外から確認してみると少しだけ音量が下がった気がします。
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