さらに制振性を高める技術
SIP-8Q、BSIP-2Q、IP-2Q共に、弊社が開発した天然クオーツレゾネーターQR-8を価格据え置きで追加付属いたしました。
従来付属していた特殊制振材は、東京工業大学大学院・住田雅夫教授が、JST(科学技術振興機構)のプレベンチャー支援を受けて開発された新素材を応用した音質調整材で、振動エネルギーを電気エネルギーから熱エネルギーへと変換し消滅させる素材で、高い制振特性を誇ります。
QR-8、防振シート共、個数分付属しておりますので、各自、音質変化を聴き取りながらお使いください。音の雑身が無くなり、低域の厚みや押し出しが増して躍動感が向上します。逆に音圧が減り、躍動感が減衰して大人しくなり過ぎた場合はオーバーダンピングとなりますので、その場合は貼る数を調整して下さい。
なお、QR-8と特殊制振材を併用する場合は、まずQR-8を貼ってからその上に特殊制振材を貼って下さい。
- 注:SIP-8QやBSIP-2Qを出力端子、RECアウト端子などには接続しないで下さい。音が出なくなります。
- 注:CDトランスポーターなどのデジタルアウト端子にも効果的な場合が多いのですが、SIP-8F・BSIP-2F使用に関しては念のためメーカーや代理店に問題がないかご確認した上でご使用下さい。
出力端子用防振ピン IP-2Q
SIP-8FやBSIP-2Fと同じく、黄銅と2017S航空レベルアルミ合金のハイブリッド構造、天然クオーツレゾネーター、完全非磁性構造により、RCA出力端子に挿入する事で、高い制振効果を発揮し、音像定位やSN比の更なる向上など、音質を飛躍的に向上させます。
完全非磁性体構造
SIP-8F・BSIP-2Fはメッキにダイレクト金メッキを採用するなど、素材も含めて完全非磁性体構造にしています。これにより、磁気歪みで音質が劣化する要因を完全に排除いたしました。
気になるポイント
お借りする前に気になったポイントについてみておきます。
3種類の複合制振機構
私がこのアイテムを試してみようと思ったのは、何といっても独特の制振機構を備えているからです。端子を金属で覆うことで空中から端子へ混入するノイズをシャットアウトすることができますが、金属の共振によって端子から金属の振動が乗ります。制振性の優れた2017S航空レヘルアルミ合金に黄銅を組み合わせることで、アルミ合金単一の場合よりはるかに優れた制振減衰特性を獲得しています。
さらに天然クオーツレゾネーター QR-8を添加することで、わずかに残った振動をQR-8へ逃がし、さらにその上にfo.Qの貼り付けるとさらに振動を熱に変換して、振動を減衰させるという3重の振動抑制効果を組み合わせている点は、他の製品には無い発想です。
非磁性体
こうした複合的な素材を使う場合、各素材の磁性には気をつけなくてはいけませんが、しっかり非磁性体を選定して組み合わせている点は、磁気歪みで音質が劣化を防ぐという意味で、細かいところではありますが大切なところです。
AVプリアンプの空き端子を全部埋めるとなると相当な金額になってしまいますが、ネットワークオーディオプレーヤーの端子程度であれば、購入できる金額ではあります。とりあえずお借りすることができますので試してみることにしましょう。
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