見た目では見分けのつかないSFPモジュール
Panasonic製を除く3つのSFPモジュールのボディの構造は、バネ板の長さや間隔、ラッチと思われる穴の大きさなどは微妙に異なりますが、一般的に流通しているSFPモジュールに共通した構造をしているのがわかります。
裏を返してみると、見分けるのが難しいくらい似ています。(下図の並びは上図と同じ)
多分標準仕様のようなもので作られているのではないかと思いますが、それでもわずかな素材や構造の違いは音に出ます。
叩くと異なる音と出音
この4つを左から順番にSFPモジュールで机などを軽く叩いてみると、徐々に音が低くなっていき、鈍い音へと変わっていくんですよね。構造が似ている3つのSFPモジュールでも叩くと音は違うんです。そしてそれが、私が音が良いと思う順番にぴったり合っているのがまた面白いんです。
先ほどボディを構成している素材の違いを書きましたが、4つのモジュールの中で最も音が良いと感じているPanasonic製のSFPモジュールはバネ性のある素材は必要最小限に抑え、鳴きにくい素材が占める割合が多く、叩くと鈍くて硬質な音がします。
チップの性能や、1000BASE-SXや1000BASE-LXなどの規格による音質差というのもあると思いますが、それよりもSFPモジュールのボディの剛性や制振性が低いものほど音に悪い影響を及ぼしているのではないか?というが私の仮説です。
もしボディの素材の剛性や制振性が音に影響を及ぼしているのであれば、全然違うボディの構造をしていると音がガラッと変わるかもしれません。1つ面白い構造をしたSFPモジュールを見つけたので、試してみたいと思っています。
SFPモジュールの交換と比較(7)プラスチックカバーのSFPモジュールの入手~FOUNDRY TRP-G1L1BCFY~
材質の影響 2020年末にSFP端子付きのスイッチングハブとして、満を持してメルコシンクレッツ DELA S100を導入して、たまたま見つけたSFPモジュールに交換したところで、音がかなり変わることを認識したため、いくつかSFPモジュールを...
Her-
↓↓↓関連記事はこの下にあります、引き続きお楽しみください↓↓↓
コメント