ネットワークオーディオ用ネットワーク
以前から何度か記事にはしていますが、私はネットワークオーディオ専用ネットワークとして、ホームネットワークから隔離した環境を構築しています。同様にシアタールームの他の機器を接続するシアタールーム用のネットワークも別途構築されていて、合計3つのネットワークをルータで相互接続しています。
インターネットから各ネットワークまで
まずインターネット環境から各ネットワークへの接続までは以下のようになっています。
インターネット
│
GV-ONU(インターネット、電話、フレッツテレビ)
│
メインルータ TP-LINK ArcherC7
│└コアスイッチングハブ Cisco SG100-16-JP V2→家庭用ネットワーク
YAMAHA RTX1100→ネットワークオーディオ用ネットワーク
└→シアタールーム用ネットワーク
家庭用ネットワークは通常の家庭で使う、スマートフォンやパソコン、一般的なテレビやレコーダー、ゲーム機などが接続されています。今回の変更前のシアタールーム用およびネットワークオーディオ用は以下のとおりです。
シアタールーム用ネットワーク
シアタールーム用のネットワークには、テレビSONY BRAVIA KJ-75X9400C、ゲーム機2台(SONY Playstation4 Pro、SONY Playstation3)、レコーダーPanasonic DMR-BZT9000が接続されていて、長いLANケーブルでシアタールームの外にある各種ネットワークを相互接続しているYAMAHA RTX1100へと接続されています。
Allied-telesis CentreCOM GS908XL
││││└エイム電子 NA1-S010─Playstation4 Pro
│││└エイム電子 NA1-S010─Playstation3
││└ミヨシ TWC-702WH─DMR-BZT9000
│└AudioQuest Forest(0.75m)─KJ-75X9400C
└エイム電子 NA1-S050─RTX1100→家庭内LANへ
ネットワークオーディオ用ネットワーク
ネットワークオーディオ用ネットワークには、ネットワークオーディオプレーヤーであるMarantz NA-11S1とオーディオ用のNASとしてQNAP TS-119、IODATA RockDisk for audio(こちらがメインNAS)が接続されていて、光メディアコンバータ2台を経由して、各種ネットワークを相互接続しているYAMAHA RTX1100へと接続されています。
PLANEX FX-08mini
│││└ACOUSTIC REVIVE LAN-1.0PA─NA-11S1
││└ACOUSTIC REVIVE LAN-1.0PA─RockDisk for audio
│└AudioQuest Forest(0.75m)─TS-119
└エイム電子 NA1-S005─LAN-EC202C─LAN-EC202C─RTX1100→家庭内LANへ
そしてこのネットワークがどう変わったのかをまとめておきます。
ネットワークオーディオ用ネットワークの変更
従来のネットワークにLANケーブルが一新され、以下のように変更になりました。
<変更前>ネットワークオーディオ用ネットワーク
PLANEX FX-08mini
│││└LAN-1.0PA─NA-11S1
││└LAN-1.0PA─RockDisk for audio
│└Forest(0.75m)─TS-119
└NA1-S005─LAN-EC202C─LAN-EC202C─RTX1100→家庭内LANへ
<変更後>ネットワークオーディオ用ネットワーク
FX-08mini
│││└LAN-1.0 Triple-C─NA-11S1
││└LAN-1.0 Triple-C─RockDisk for audio
│└R-AL1─TS-119
└R-AL1─LAN-EC202C─LAN-EC202C─RTX1100→家庭内LANへ
コメント
Herさん、おはようございます。
一連の流れずっと注視しとりました。
しかし、奮発しちゃいましたねぇ( ^ω^ )とてもマネ出来ませんが羨ましい!
1つだけ質問です!
オーディオ用ハブへの引込線に挟んだ光メディアコンバーター、存在は認識してましたが二台とは知りませんでした。
ここを2台としのも理由あっての事と思いますが何故でしょう?
某コミュに於いてもLANにはまだまだ未知数な部分があるんだなぁと思い知らされました。と言う事で自作LANも第2世代を製作中です(^。^)いい方向に向かうと良いのですが。
おいけさんコメントありがとうございます。
そうですね、LANケーブルの振動対策がしたくて、奮発してまとめて購入してしまいました。狙い通り結果が出てよかったです。
光メディアコンバータとは本来はメタル線ではできない高速長距離伝送をするための機器です。その名前のとおりいLANの信号を電気的なものから光信号に変換するもので、それをまた一般的な機器が受け取るにはもう一度電気信号に戻す必要があります。ですから起点と終点で1台ずつペアで使う必要があるのです。
2台を光ケーブルのみで接続されることによって2台の間は電気的にアイソレートされるので、電気的ノイズを遮断することが出来るため、
「LAN上のノイズ>光メディアコンバータのノイズ」となればノイズを低減することが出来るので、それをオーディオに応用しています。