混雑している道から空いている迂回路へ
IPv4通信からIPv4 over IPv6機能を利用したIPv6通信に切り替わったことで、混雑していたネットワークを回避して、空いているネットワークを利用できるようになり、スムーズに通信できるようになったわけです。混雑している道を避けて、空いている迂回路を使うようなイメージですね。
IPv6通信網の利用は今でもあまり進んでいるとは言えない状況で、利用者の多くはIPv4通信網経由でインターネットへ接続しています。ですから利用者の少ないIPv4 over IPv6機能を利用したIPv6通信を使うとスムーズな通信ができるんですね。
まだ安心はできないけど現時点では満足
楽天ひかりのIPv4接続サービスの通信状況はとても褒められたものではありませんが、おそらく一時的なサービスと割り切って増強する気はないのでしょう。幸いWG2600HP3に手動で設定を行うことで、IPv4 over IPv6機能を利用したIPv6(IPoE)接続という楽天ひかりの本来のサービスの形を利用することができるようになり、期待していた通信速度や応答速度へと改善することができたといえます。
楽天サービス全般は突然サービスが悪化することがあるので、まだ不安も残りますが「今の状態が安定して続くのであれば」、サービス品質も期待以上といっていいと思います。
1年無料キャンペーン再び
「先着10万名 楽天ひかりが月額基本料1年無料(Rakuten UN-LIMITをご契約の場合)」というキャンペーンは2020年8月1日に終わってしまっていますが、どうやら2020年10月7日から「楽天モバイル(「Rakuten UN-LIMIT」または「Rakuten UN-LIMIT V」)契約者は、楽天ひかりの月額基本料が1年無料になるキャンペーン」を再び開始するそうなので、インターネット接続費用を下げたい方は検討されるといいでしょう。
しばらくは速度の計測をしながら品質の低下が起きないかチェックしていくつもりですが、上記キャンペーンの影響でユーザーが増えると速度が低下しないか心配ではありますね。
Her-
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コメント
色々な記事ご参考にさせていただいております。ありがとうございます。
ところでONU機器はPR-600KIに交換したばかり、WG1200HP3をルータでネット接続しています。設定変更しIPv6接続を試みたのですが、ご提示の方法だとIPv4とIPv6の両方未接続となり、遺憾ながら元の設定に戻しました。
ONU側の設定等含め何かアドバイス頂けますと幸いです。
コメントありがとうございます。
WG1200HP3については、従来のPPPoEによるIPv4接続はできている状況からの設定変更と推察しますが、WG1200HP3は所有したことがありませんので同じ方法で設定ができるか確認したことがありませんので何とも言えませんので、同じ機種を使われている方に聞いてみてはいかがでしょうか。
PR-600KIについてはONUとして初期設定のまま使っており、ルータの機能は使っていません。特に設定を行っていないのであれば、変更の必要はないと思われますが、何か設定されているのであればそれが邪魔しているかもしれませんね。