DELAのUSB接続
DELAのモニター評価機を導入して、3ヶ月が経過しています。導入当時からUSB接続による試聴をするかもしれないと書いていたような気がします。
現在は従来の環境を引き継いで、スイッチングハブとLANケーブル経由で、ネットワークオーディオプレーヤーであるMarantz NA-11S1とDELAを接続して音楽を再生しています。これをNA-11S1とDELAをUSBケーブルで接続して、NA-11S1をUSB DACとして使い、音楽を再生したときの音質的な差や、利便性の差を比較してみようと思っていました。
DELAの音の硬さに悩んでいたこともあり、電源環境の改善に着手しましたが、それが思いのほか大事になってしまったため、ずっと棚上げになってしまっていました。とは言いつつも実はUSBケーブル2本を調達して準備はしてありました。まずはその内の1本です。
DELAとNA-11S1のUSB接続
ラック構成図を見ていただくとわかりますが、DELAは右側上段に設置されていて、NA-11S1は左側中段に設置されているため、ラックの左右をまたがって接続するには2mが最低でも必要となります。
個人的には短い方が信号の減衰や、ノイズの飛込みが低減できるので、好ましいのですが、今回USBケーブルは2mのものを用意することにしました。
今回用意する1本目のUSBケーブルはAcoustic Revive R-AU1-PLです。同社のUSBケーブルとしてはエントリーモデルに位置するケーブルです。まずはその仕様から確認していきます。
R-AU1シリーズのコネクタの仕様の違い
まずAcoustic ReviveのUSBケーブルは大きく2つの種類に分かれています。
1つは一般的なUSBケーブル同様に両端に1つずつコネクタを備えたR-AU1-PLです。
もう1つは供給元側のコネクタが信号用と電源用に2股に分かれ、2つのコネクタを備えたR-AU1-SPです。
どちらも基本的な仕様は共通なので、特徴を見てみましょう。
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