試聴曲
試聴曲はいつものとおり、以下のような曲を聴いてきます。
image ※FLAC 44.1kHz/16bit
Boyz II Men – Evolution ※FLAC 44.1kHz/16bit
Diana Krall – When I Look in Your Eyes ※FLAC 96kHz/24bit
試聴してみて…
一言でいって、HMB-10のクリアネスはかなりいいです。過去使ってみたモバイルバッテリの中でも1、2を争うのではないかと思うくらい透明感の高い音が出てきます。
ACOUSTIC REVIVE バッテリリファレンス電源RBR-1に接続したときと比べると力感は劣りますが、クリアネスはHMB-10の方が少しいいと思います。これまでレギュラーだったPanasonicのQE-QL105-Hより、ダイナミックレンジが広く、高音は澄み切っていて高く伸び、低音もしっかり出ます。
DC-DCコンバータの性能や品質が高いのか、回路的にノイズの少ない構造になっているのか、電子設計の知識がないので、私には理由はよく分かりませんが、これは便利だし、いい音が出てくるし一石二鳥です。
12VのDCプラグ
HMB-10を12Vのスイッチングハブで動作を確認しようと思いましたが、このバッテリについている付属のDCケーブルはひかり電話ルーター専用給電ポートとして搭載されているようで、プラグは内径が2.1mmでも2.5mmでもないようです。
バッテリの裏面を見てみるとセンターはプラスのようなのですが、内径2.1mmのコネクタにも2.5mmのコネクタにもプラグが挿さりません。
今すぐ必要なわけではありませんが、もし12Vの機器を動作させるなら変換プラグを探さないといけませんね。パッと見どのプラグなのかわからないので、変換プラグの安いのでも購入して試してみるしかないかな…。
一般的に販売されている価格はチョット高いんですが、これはもう1つ購入しておきたいですね。オークションなどでは新品なら4000円程度、中古なら2000円程度で落札されているので、安いのがあったら落としてみようかと思います。
最後に、ご紹介いただきありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。
Her-
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コメント
HMB-10を記事に取り上げていただき、ありがとうございます。
以前、「GRFのある部屋」さんのブログを読んでいたら、音が良くなった証拠として「音楽がゆっくり聞こえる」ということを書かれていたように記憶しています。
これは、正しく、このバッテリーを使い始めた瞬間に感じたことです。しかも、2台目に購入したものを使い始めた時も全く同じ現象が起こったので、再現性があると確信しました。
でも、個人的には音が良いと思っていても、その理由がよく分かりません。Hermitageさんは、測定器を使って色々なモバイルバッテリーを検証されているようなので、HMB-10についても検証していただきたいと思い投稿しました。
今後も記事を参考にさせていただきます。
私がHermitageさんのブログを読み始めたきっかけは「FX-08miniの記事」でし
た。
私はFX-08miniを3台所有していますが、これはスペアのためというよりも、カ
スケード接続(直列?に繋ぐ)すると音質が向上すると聞いたので、その実験
のために購入したものです。
確かに、音は激変するのですが、それが良い方向なのかは疑問です。
ネットワークの専門家として、HUBのカスケード接続をどうお考えなのか、伺
いたいと思います。
yseki118さん、コメントありがとうございます。
ご紹介いただいたバッテリは個人的にはとても気に入りました、ご紹介いただきありがとうございます。
私がバッテリで測定できるのはタカがしれていて、電圧や電流値の測定くらいのものですが、時間があったら試してみます。
カスケードの件は私も記事を読んだことがあります。
多段カスケード自体は実際の企業のネットワークでも起こりえることですし、現在の機器の性能なら大きな問題は起こらないとは思いますが、機器を重ねるごとに到達するまでに時間がかかるようになりますし、読んだ記事の中にもIPアドレスを見失うなどと言う記述を見かけた気がするので、機器にストレスのかかることが良いこととは思えませんので、私は別の道を模索しています。
それで音がよくなるというという方もいるので、カスケードによるメリットを考えてみるとノイズフィルターとしてのスイッチングハブを複数重ねることか、信号を再生成することによる、リッピングなどのクセをとることかなと推測しますが、試したことはありませんので、あまり突っ込んだ話はできませんね。
ただ、ネットワークとしてはあまり推奨したくないと言うのが本音で、現場経験者としてはトラブルを少なくするためにはシンプルな構造にするのが一番ですし、論理的な理由もなく構成上必要のない機器を増やすようなことはあまりやりたくないですね。
もし壊れたFX-08miniが修理することができたら3台以上確保できるので、試してみることができるかもしれませんが…。
お返事ありがとうございます。
私も、最近「シンプル イズ ベスト」を心掛けているところです。
話は変わりますが、HMB-10による12Vの給電はあまり期待しないほうが良いか
もしれません。
と言うのも、私もAPU1CというLINUXのボードの電源として使ってみたものの、
本体から唸るような異音が聞こえ、使用を中止した覚えがあるからです。
繋げる機器との相性もあるかもしれませんが、12Vは鬼門かもしれません。
いっそのことiPowerはどうでしょうか。以前、ノイズをまき散らしているので
はないかという話もあったのですが、iPowerには電源極性があるようで、
・iPowerの電源極性を合わせる。
・iPower以外の機器の電源極性を合わせる。
・アースに関連した不具合、アースループなどを取り除く。
以上のことをするとノイズは発生しないらしいです。
参考まで・・・・・・
yseki18さんコメントありがとうございます。
APU1Cは12V1Aの電力を必要とするようですね。対してHMB-10が12V/1.25Aの仕様ですから、満たしてはいますが余り余裕はないのかなと言う感じもします。その内変換プラグを探して試してみるかもしれません。それからでも遅くはないかなと。
iPowerは試聴したことがないので分かりませんが、頭の片隅においておきます。
そろそろ光メディアコンバータの運用について、あまりあれこれ散財するのにも目処をつけたいと思っています。