M-CR611はバイアンプ駆動にも対応した一体型コンポとしては珍しいアンプです。
箱から出しスピーカーやひょろひょろのスピーカーケーブルはそのまま流用し、スピーカー側はシングルワイヤーでしか接続できないので、A端子に接続してやりました。
スピーカーSB-PMX9側は対応インピーダンスが3Ω、M-CR611は4~16Ωと適合外ですが、夜中に静かに再生するだけで大音量にして聞くこともないですし、暫定策ということで目を瞑ります。
Marantz Hi-Fi Remoteは☆★★★★
家族にもネットワークオーディオに親しんでもらおうと思ったので、とりあえず無線LANの設定をしてネットワークへと接続し、家族の使っているiPhoneにMarantz Hi-Fi Remoteアプリをインストールして、家庭用ネットワークに接続されているQNAP TS-119とのネットワーク再生ができるようにしました。
しかし、改めて私自身がMarantz Hi-Fi Remoteを操作してみても不可解な点が多々あり、いちいち操作に躓きます。
- アプリ上のアイコンが何を示しているのか直感的にわかりづらい
- 再生中の再生リスト(キュー)はどこ?
- 一旦操作に迷うともうお手上げ
アプリ上のアイコンの意味が直感的にわからないので、とりあえず触ってみると「これじゃない、これも違う…」と思うことが多々あり、いろいろなアイコンを触りながら、変な画面に迷い込むと「最初の画面に戻るにはどうしたら良いの?」直感的には使えるようにできてないと感じます。音量の操作など機器本体の操作をしなくていいなら、汎用アプリを使う方が懸命です。
Marantzの機器、特に音には一定の信頼を置いているので、過去にもこれだけの機器を購入します。我が家ではDENONに次ぐ台数だと思います。
- プロジェクタ Marantz VP-15S1
- ネットワークオーディオプレーヤー Marantz NA7004 ※
- ネットワークオーディオプレーヤー Marantz NA-11S1 ※
- AVプリアンプ Marantz AV8802A ※
- プリメインアンプ Marantz PM-14S1
- 一体型プリメインアンプ Marantz M-CR611 ※
ネットワーク再生に対応した機器(※)はM-CR611で4台目です。初期のWizz App時代から過去にも何度かこのアプリは改善されたとは言いますが、スマートフォンで操作していて使い勝手がいいアプリだと感じることが皆無で、これまでも他社のアプリを使わざるを得なかったというのが実情です。
このアプリをiPhoneを使って日々ウェブブラウジングをしたり、写真を撮ったり、ラインを使ったりしているくらいスマートフォンがそこそこ使いこなせる60代後半の家族に使ってもらっても、「これどうしたらいいの?」とiPhoneを渡されることが頻繁にあります。そのくらいこのアプリは直感的には使いづらいアプリなんです。
音は良いのに
音に関しては、SB-PMX9で再生するとある意味でのハイレゾらしさなどを感じられる、どこかクールでドライな音に感じますが、M-CR611にすると低音の沈み込み、解像度の高さはもちろん、ウォームで情緒的な音になるのでよくできた一体型プリメインアンプだと思います。
実際、家族に使ってもらうと同じCDを再生してみても「こんな音入っていたっけ?」とか「これまで聞こえなかった音がするよ!」と音は家族に好評です。
新型のM-CR612が発表されましたがこれじゃ片手落ちです。音は良いんだからアプリの使い勝手だけは何とかして!
Her-
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コメント
私もマランツのネットワークプレイヤーを使っていますが、アプリの出来は悪いですね。
611とは同じアプリです。
友人に紹介いただいた別のアプリを使っています。
mconnectHDというアプリですが、なかなか使い勝手はいいです。
120円だったと思いますがDLNA機器用です。
使ってみた方が良さそうですね。
うつみくんさん、コメントありがとうございます。
機器自体のリモコン(電源ON/OFFなど)としても使うとなると純正アプリになってしまうんですよね。
使っている家族が慣れるのに結構時間がかかっているので、直感的にわかりやすくできていないんでしょうね。