プロジェクタから大型テレビへ
さてここまで昔話に続きました。
ここからは現在のシステムの話になるので時系列(2015年12月~2016年3月)に沿って、導入時のプロセスを何回かに分割してお話します。
プロジェクタの酷使
2011年に電源工事をして以来、システムの大きな変化はありませんでしたが、2006年から続いた我が家のシアターはいよいよ10年目に差し掛かってきました。
大切に酷使してきたプロジェクタ(Marantz VP-15S1)のランプは何度も買い換え、2015年には稼働時間はついに13000時間(7年半使用)を超え、ファンから異音が聞こえ始めていました。
この時すでに新しいランプは手に入らなくなっていましたし、ちょうど4Kへの過渡期だったので、いつ買うかを迷っていましたが、プロジェクタが壊れる前に買い換える必要があったので、買い替えの検討を始めました。
当初はプロジェクタも候補に入れていたのですが、長年プロジェクタを使っていて、ずっと悩まされたことがいくつかありました。
長時間使用に耐えられない
私自身が耐えられないと同時に、プロジェクタ自体が熱を持って強制的にシャットダウンしてしまい、復旧に時間が掛かる。正直映画の途中でこれが起こると興醒めするし、ゲーム中にこれが起きてしまっては話にならない。
ランプ寿命の問題
プロジェクタにはランプの寿命がついてまわる。ランプを買い換えるランニングコストが高いのと、5年を過ぎたあとの調達に問題が生じることがある。Marantzは私が購入してから5~6年で、部品供給をやめてしまった。
設置性
我が家の場合はプロジェクタを天吊りにしていたが、投影距離と切妻天井(∧)の形状の問題で、どうしても低い位置に設置せざるをえず、頭をぶつける→再調整ということを繰り返していたし、人の影が映り込むのも興醒めする一因となる。
ケーブルの配線の問題
私はフロントに機器を置いているので、どうしてもリアのプロジェクタと接続するには長尺のケーブルが必要で天井裏に配線しなくてはいけない。ケーブルの交換が必要になった時には、ケーブルの購入費用と配線作業という2つの課題にぶつかる。
高級なケーブルは7~8mともなると、機器1台購入できるくらいの価格になってしまうし、仮に購入したとしても、それを配線するときは結構重労働になるのでできればやりたくない。
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