結局どんな仕様のものを買えばいいのか
個人的に入手しやすいのはSCコネクタ2芯、マルチモード(GI) 50/125(or 62.5/125)のケーブルを使う光メディアコンバータが一番無難な選択だと思います。異なるメーカーのものでも仕様さえあっていれば通信できることもありますが、基本は1対2機とも同じメーカーのものをペアで使うのが無難です。
1Gbps対応品はまだ高価なので、まだ格安で入手するのは難しいですが、100Mbpsでよければ最近中古ならオークションなどで投売りされている、アライドテレシス LMC102という機種がおススメです。
新品で購入すると高価ですが、業務用で数多く出回っているおかげで、オークションで中古を探すと1つ数千円で入手することが可能です。
光メディアコンバータ2台と光ファイバーケーブルを5000円前後でそろえることが出来ることもあります。業務用なのでVCCI ClassAなのが少し残念ですが、5V/1.6Aで動作するので、モバイルバッテリなどでの動作も可能です。私も貸し出しやテスト用に5~6台所有していたりします。
ケーブルはサンワサプライのHKB-SCSC5シリーズやHKB-OM3SCSCシリーズならLMC102にフィットすると思います。
しかし、これでは速度に不満がある方もいらっしゃるでしょう。
コメント
Hermitage様
いつも貴重な情報ありがとうございます。
この記事のご紹介を元に、正月休みの期間中に光メディアコンバーターを試してみました。lmc100と勘違いしてmmc100を購入しましたが、しっかりデータが通ってくれて助かりました。
音は、良くなりました。楽器の前後感がわかる、今まで聴こえてなかった音が聴こえる…ノイズが減る効果なのだろうと思います。
これはいい!ともう一組購入してNAS-ハブにもつなぎ楽しんでいます。
ありがとうございました。これからも貴重な体験知見をご紹介ください。よろしくお願いいたします。
dekutaさん、コメントありがとうございます。
間違って購入されてしまったようですが、無事接続できてよかったですね。お役に立てたようでうれしいです。
LANは家中に張り巡らされたアンテナのようなものなので自然とノイズを集めてしまいますが、一度光信号に変換してあげることでその影響を遮断することができます。
もっと光ファイバー接続が簡単に使える機器が出てきてオーディオ用途に普及していってくれるといいですね。