シアタールームから工事
出水電器さんによるオーディオ専用電源工事を2月の終わりに実施いただいた過程について、各作業は同時並行的に行われていますので、上流から場所から整理して綴っています。オーディオ専用アース工事の結果、良好な接地抵抗値を獲得でき、幹線分岐のために契約アンペアブレーカーを外へ移した後、家庭用分電盤のノイズ対策を行いました。
二世帯化時に増設した第二分電盤と合わせて、以下のようなことを行っています。
- 圧着端子をメッキのない銅製に変更して再結線
- ネジを非磁性のチタン製ネジに変更
- 安全ブレーカーの線をツイスト
これらの作業はこの後の作業でも踏襲されて、磁性体の排除と導通性の改善を図っています。この作業中に作業員の方が倒れるアクシデントもあり、作業員数が減ってしまったり、予定していた1時間の停止時間が2時間程に伸びてしまうなど誤算もありましたが、頼りになるベテラン作業員の方のフォローで全体のスケジュールとしては順調に進んでいます。
さて、いよいよシアタールームです。作業員の方が3人いてあまり邪魔になりそうなことができなかったので、うまく写真が取れなかった部分もありますが、配線工事について触れておきます。
配線工事
今回の配線工事全体の概要について少しふれておきましょう。今回のオーディオ専用電源工事は、シアタールームとオーディオルームの二部屋分の電源工事となるため、通常のオーディオ専用電源工事とは多少異なる部分もあります。
また、ツーバイフォー工法ではなく在来工法の一軒家の屋根裏部屋という比較的難易度の高い配線工事となるため、ある程度妥協が必要な部分もありました。下記の図は我が家の屋根裏部屋の模式図です。
左側(東側)がシアタールーム、右側(西側)がオーディオルーム兼執筆環境となり、その二部屋の間には階段室があります。北側のシアタールームの手前に、柱状トランスがあり1階に設置した契約アンペアブレーカーから入線し、シアタールームに設置する分電盤(EO-01)で受けて、そこから天井裏を経由して、プロジェクタ用コンセントとオーディオルーム用コンセントへと配線されます。
ではそれぞれ詳細にみていきましょう。
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