手軽なオーディオアクセサリとしてはデザインは綺麗な方かなと思います。一般的なUSBノイズフィルターはこんな綺麗なデザインではありませんからね。ただ格好つけたというだけではなくて、抜き差ししやすいという実用性を兼ねていていいデザインだと思います。
付録の型番はAPS-DR000、型番的にはプロトタイプといったところでしょうか。下図は公式HPからお借りした製品の写真ですが、付録は色が異なり、端子部のメッキがないことがわかります。
【APS-DR001(左) / APS-DR002(右)】
製品版の詳細は、前回の記事を参照していただくとして、製品版APS-DR001と付録APS-DR000は本の内容から抜粋すると、どちらも内部素子によってノイズを吸収浄化させてIC回路の動作を安定させるというコンセプトで作られていて、内部は両方とも、5VラインとGNDラインの間をフィルターが接続してあり、電源ラインのノイズを吸収する構造になっていて、差はコネクタの金メッキのようですが、記載されている効果は以下のような違いがあると書かれています。
APS-DR000
中高域よりも低域に的を絞り、効果のわかりやすいチューニングが施されていて、低音の締まりと量感、中高域の解像度アップが見込めるそうです。
APS-DR001
低域と中高域をバランスよくチューニングし、解像度感、音場を改善し、金メッキによって経時劣化を防いでいます。
効果がわかりやすい=誇張した表現になっていないか気になりますが、実際に確認してみることにしましょう。
音の変化の確認
まずはQNAP TS-119のリアのUSBの空きポートに接続してみます。(USB端子はリアに2つ、フロントに1つあります。)
QNAP TS-119にはアナログ電源で稼動し、中の基板には電磁波吸収シートOYAIDE MWA-030Sを貼り付けてあり、仮想アースとしてMISTRAL EVA-Uminiを接続して、ノイズ対策などを施してあります。この状態で音に変化が現れるのか試してみたいと思います。
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