見た目はただのAV機器
しかし、写真から伝わってくるオーディオ機器としての質には不安もあります。
このモニター評価機は筐体こそ旧モデルではありますが、旧モデルのラインナップにはなかった2TB×2のHDDを搭載したモデル「HA-N1AH40」相当となっていて、後継機にあたる現行のモデル「HA-N1AH40/2」は2017年8月の時点で実売価格23万円前後なっています。
一概にハードウェアだけでは語ることは難しいですが、20万円相当のトランスポートとしてDELAをみると、オーディオメーカーが作るもののイメージは、私が10年前に購入したDENON DVD-2500BTのイメージがあります。
HDMIケーブルで接続するだけの簡素なトランスポートでしたが、DELAと比較すれば、電源も、筐体も物量の投入量は明らかに上に見えます。
こういったオーディオメーカーの作る機器に見慣れている立場としては、パーツや筐体を写真で見る限り、本当に20万円相当の価値があるのだろうか?と不安を感じずにはいられません。
そういう意味で到着した機器を見る目が、少々厳しくなるかもしれませんが、届いた商品を見てみることにしましょう。
モニター評価機
箱の外側を確認してみると、通常の販売機器とは違うようで、「モニター評価機」と明記されています。
箱を開けて中身を確認してみると、梱包はクッションでしっかり固定されて、中身がハードディスクのような衝撃に弱いものだと、こういう点は少し気になるので、しっかり固定されているのは好印象です。
付属品
出てきたのは本体、LANケーブル、電源ケーブル、電源の変換コネクタと説明書です。
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