試聴システムの概要
試聴システムは以下の通りです。
- AVプリアンプ：Marantz AV8802A
- マルチチャンネルパワーアンプ：DENON POA-A1HD
- フロントスピーカー：DALI Helicon 800(Pair)
- ネットワークオーディオプレーヤー：Marantz NA-11S1
- NAS：メルコシンクレッツ DELAモニター評価機
試聴曲
試聴曲は以下のような曲を聴いてきます。
「Sarah Brightman – Time To Say Goodbye
「Diana Krall – When I Look in Your Eyes」 
HDDからのノイズは音を汚している
SN比も高いが、それより中音域がややリッチになり、やや温度感が上がる方に意識が向きます。柔らかくまろやかな質感と、空間に大きな拡がりが感じられますが、やや男性ボーカルが優位な印象です。
バイオリンなどの弦楽器の存在感が際立ち、耳に入りやすく、ピアノの音は煌めきを残しつつ、角が立たずに、ピーキーにはならず、とにかく耳当たりは柔らかく聴きやすいというのが特筆すべき点でしょう。
ノイズフィルタのイメージが私の中にあり、事前の予想ではもっとピーキーになると思っていましたが、HDDが発するノイズが基板に、基板から発生するノイズがHDDに相互に悪影響を与えていたノイズを除去してやると、音がアナログ的な方向へ近づいていく印象です。
効果はわかったが、どうしよう？
音の方向性として、私が狙っている方向には合っていると感じるので、このまま使いたいところですが、現状では外れこそしませんがHDDの固定はやや不安定です。基板に荷重がかかっているので、コネクタが故障する可能性もあります。コンデンサに触れているのもあまり好ましくはないでしょう。
このAXF-94ULTRAを使いつつ、しっかりHDDを固定するには何らかの工夫が必要です。
現状維持で目を瞑るか、延長コネクタや延長ケーブルなどを用意するか、さてどうしようか。
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2018.05.28
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