AudioQuest NRG-5の個人的印象
Acoustic Reviveの単線電源ケーブルは、解像度の高さ、空間表現の明晰さなど、最近のケーブルらしい高性能な印象を受けますが、AudioQuest NRG-5の音質的な傾向は、近年の電源ケーブルのように高解像度を追うようなものではなく、全体的に癖や特長、偏りがないので、一聴して高性能な印象はなく地味です。主張のない安定した音が長年愛用してきた理由でもあります。
AET HIN AC EVOからAudioQuest NRG-5へと電源ケーブルを交換して、試聴してみることにします。
システムの概要
システムの概要は以前の記事にも書きましたので、省略しますが興味がある方は前回の記事をご覧ください。
試聴曲
試聴曲はいつものとおり、以下のような曲を聴いてきます。
image ※FLAC 44.1kHz/16bit
Boyz II Men – Evolution ※FLAC 44.1kHz/16bit
Diana Krall – When I Look in Your Eyes ※FLAC 96kHz/24bit
NRG-5に変えた音の印象
レイアウト変更をしてから、スピーカー間の距離が詰まったことで、ややまとまり気味だった音がほぐれ、上下左右前後に音場がフワッと広がります。それに伴いタイトだった低音も広がり下まで良く伸びます。
高音の硬さはまだ残っていますが、ピアノのタッチは、とても繊細に強弱を描き分けてくれて、空間に広がる余韻が長く空間を満たしてホール感を作り出して、天井の低い部屋の小ささを忘れさせてくれます。
音の硬さというか冷たさはまだ残っているので、次の電源ケーブルをといいたいところですが、主要な機器から取り上げるわけにもいかないので、今使える電源ケーブルは他にありません。
後日また単線の電源ケーブルの調達については考えるとして、電源ケーブルはここまでにして次のステップへ進みましょう。次はLANケーブルが交換が妥当でしょうね。
Her-
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