そのスピーカーとはBower & Wilkins Signiaure 805でした。(どなたかこのスピーカーの綺麗な写真をいただけないでしょうか。自分で撮ろうと思っても出会う機会がないので取れません…。)
Bower & Wilkinsの創立35周年を記念して発売されたSigniaureシリーズの末弟だったと思いますが、量販店の決していい環境とは言えない中で、今の私の感覚では当たり前の感覚になってしまいましたが、スピーカーのサイズよりも大きな音場を作り出す広がりのある音に少し衝撃を受けたのを覚えています。
高級スピーカーってただ高いだけかと思っていたけど、その値段だけのことはあるんだなと、ある意味納得したというか、自分が高級スピーカーを買う価値を見出した、スイッチが入った瞬間だったと思います。この出会いがなければ、私はこの趣味をやっていなかったかもしれません。
その後、家の建て替えの話が出て、それに合わせて購入プランを考える頃には、Signiaure 805は店頭から消えてしまったものの、当初のプランではBower & Wilkinsのスピーカーでホームシアターを構築するつもりでいたくくらいで、そのきっかけとなったSigniaure 805はいつか中古でもいいので記念として入手したいなと思っています。
中古とはいえ未だに25~30万円くらいと高価なものですからポンと買えるものでもありませんが、状態の良いものが私の元に巡ってくる縁があればいいなと思っています。
スピーカー集め
富士通テン Eclipse TD307WHはいずれ処分しようかと思っていますが、現在小型ブックシェルフ型のALR JORDAN Entry Siにフロアスタンド型Sonus faber Chameleon Tなど複数のスピーカーを並べて使う予定です。
なぜ複数のスピーカーを並べて使うのか、いくつか理由はありますが、以前記事として書いた「#将来実現したい環境」シリーズの中にこんな話がありました。
ピュアオーディオルームにさまざまなメーカーの機器を置いて、組み合わせを変えたりできる試聴スペースを作ろうという妄想です。上記の写真のような高級機を並べることなんてできる経済力はありませんが、今度作るオーディオルームはそのスタートになる部屋です。
一度イメージしてしまうと、そういう方向に無意識に考えてしまうというか、動いてしまうというか、最近は常に試してみたいスピーカーがないか、物色してしまうようになっています。今はまともなアンプはMarantz PM-14S1だけですが、アンプもいろいろ試すことができるようにしてみたいですね。
少し話がそれましたが、Bower & Wilkinsのスピーカーの話に戻すとしましょう。中古オーディオショップやオークションなどで、Bower & Wilkins Signiaure 805を初めとする代表的なメーカーのスピーカーを物色することが最近増えました。
処分に困っている訳ありのスピーカーがあるということで、Bower & Wilkinsのスピーカーで手頃なものがあったので、お試し感覚で入手してみることにしました。Bower & Wilkins 684/MWです。
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