問題は4K放送の受信によってぶり返すことになりました。
スカパープレミアムサービス光
今年の1月にSONY BRAVIA KJ-75X9400Cを購入して、4Kの試聴環境が整ったことで、これまで契約していたスカパー!(元e2 by スカパー)をフレッツテレビ経由のサービスである、プレミアムサービス光へと契約を移行(解約→新規)しました。
これまではスカパーをPanasonic DMR-BZT9000経由で映像音声分離出力機能を使って視聴していたので、映像の出力だけをプロジェクタやテレビに向けてあげれば済んだのですが、KJ-75X9400Cでしか4K放送を受信することができず、テレビで受信することになったことで、今までなかった音声信号の流れ「テレビ→AVアンプ」という流れが生まれました。
テレビとAVアンプはHDMIケーブル1本を接続してARC(Audio Return Channel)機能を使って、オーディオ信号をAVアンプへと流し、AVアンプ経由でスピーカーから音を出すことができます。しかし、このARC機能は、HDMI CEC機能を有効にしないと使えないのです。
HDMI CECが引き起こすトラブル
AVアンプを中心とした複雑なAVシステムになると、HDMI CEC機能をONにすることで、いろいろ想定外の事象が発生します。
AVアンプの電源が勝手にONになる怪奇現象
AndroidテレビのKJ-75X9400Cを導入してからHDMI CEC機能をオンにしてしばらく使っていましたが、ある日、シアタールームに入ると部屋がむわっと生暖かくなっていたんです。前日寝る前に電源を落としたはずのAVプリアンプとパワーアンプの電源が入りっぱなしになっていたことが原因でした。
最初は電源を切り忘れたのかと思ったのですが、念入りに確認してから寝ても、翌日になったらつONになっているのが分かり、原因を調べたところ、録画予約などをしておくと、その動作が起こったときにAVプリアンプ(Marantz AV8802A)と連動して起動するパワーアンプ(DENON POA-A1HD)が一緒に起動してしまうんです。
全く使ってもいないAVアンプ類に電源が入ってしまっては、電気代はもちろん、クーラーなしでは動かせない機器が1日中つけっぱなしになるのは寿命にも影響しますし、何もいいことがありません。これはKJ-75X9400Cの不具合かもしれませんが、こんなバカな仕様でいいはずがありません。
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