HDMIリンクと映像音声分離出力は共存が難しい

映像音声分離出力機能

映像音声分離出力機能は、主に高級AVプレーヤに搭載されている機能で、HDMI端子を映像用と音声用に分けて出力する機能です。HDMI端子が2つになることによって、映像用端子はテレビやプロジェクタへ、音声用端子はAVアンプへ別々に接続することが可能になり、余計な信号が入らない分、画質や音質の向上が期待できます。

また、現在のような4K過渡期には、AVアンプが4K非対応でも4Kプレーヤと4Kテレビやプロジェクタがあれば4K映像を視聴できるというメリットもあります。

しかし本来HDMIケーブルは1本で映像も音声も合わせて出力するために作られた端子ですから、映像音声分離出力機能は、想定外の事象を引き起こします。



HDMIの映像音声分離出力とHDMI CECの相性の悪さ

この映像音声分離出力機能は各メーカーで「○○リンク」という名称で知られているHDMIリンク機能(HDMI CEC)との組み合わせではとても相性が悪く、少なくとも我が家の環境ではまともに動作しません。

HDMI CEC機能は、ユーザーの利便性の向上のために各機器をバラバラに操作しなくても、どれか一つを動作させたときに連動して、目的のソースからの表示に切り替えてくれるようになっていますが、この連動機能が逆に余計な動作になってしまうことがよくあります。

図は4K環境に移行する前の構成ですが、プレーヤ(DENON DVD-A1UD)の電源を入れると、プレーヤからの信号をAVアンプ(DENON AVP-A1HD)が受け取り、AVアンプはプロジェクタ(Marantz VP-15S1)へ接続しているHDMI端子へ連動し、プロジェクタが表示するべきHDMI1ではなく、HDMI2へ入力を自動的に切り替えてしまいます。

ホームシアター 4K/HDR SONY BRAVIA KJ-75X9400C Marantz AV8802A SpeakerCraft profile:AIM5three DolbyAtmos DTS:X

プロジェクタ(Marantz VP-15S1)の映像入力をHDMI1に戻してやればいいのですが、自動的に切り替えることで手間を減らすはずが増えるのでは使う意味がありません。このときは当然使うのをやめ、すべて手動で切り替える運用にして安定して動作するようになったので問題はありませんでした。しかし、4K環境に移行してまた問題が起こります。



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