ジレンマの解決に向けて
これまでChikuma Complete-4 IIに以下の4台を収容して使ってきました。
- AVプリアンプ:Marantz AV8802A
- ユニバーサルプレーヤー:DVD-A1XVA
- ネットワークオーディオプレーヤー:Marantz NA-11S1
- 4K UrtraHD Blu-rayプレーヤー:Panasonic DMP-UB900
この中でDMP-UB900はスイッチング電源で駆動していますが、DMP-UB900を同じタップに収容しているのには少しジレンマがあります。
「できるだけ良質な電力を供給したい」
という気持ちと、
「スイッチング電源はアンプ類から遠ざけたい」
という気持ちのせめぎあいの中で、この位置に収まっています。できれば両立できるのが理想です、という話を書きました。
その2つの望みを両立する方法として、電源タップを2つに分けてみようとRTP-4 absolute/RTP-2 absoluteをテストすることになりました。
RTP-4/RTP-2 absoluteの特徴
以前、RTP-6 absoluteの記事で書いたことと被りますが、RTP-4 absolute/RTP-2 absoluteには以下のような特徴があります。
- 電極素材に圧倒的な導通特性を誇る純銅素材を採用!
- インレットにもFURUTECHとの共同開発品を採用
- 航空グレードアルミ合金削り出しボディ
- 電源ノイズを完全非接触に除去し、静電気発生も防止
- PC-TripleC導体(楕円単線)を内部配線に採用
純銅の電極に、銀メッキ下地、表面には銀+ロジウムメッキとなっていて、コンセントボディにはNCFを採用し、インレットにも-196℃の超低温処理を施した銀+ロジウムメッキ純銅の電極、伝送劣化に繋がる無ハンダネジ留め式でボディ素材も静電気の発生を防ぐNCFを採用しています。
航空グレードアルミ合金のブロックを削り出しにすることで、重量による制振性と、外部からのノイズを遮断し、脚部には黄銅削り出し特殊制振材(fo.Q)を組合せて制振性能を高めています。
グリーンカーボランダムとトルマリン、水晶パウダーの配置により電源ノイズを除去し、内部配線には新導体PC-TripleCの2.8 x 2.4mmという極太の楕円単線を採用し、共振を防止しています。
これにファインメットビーズを内蔵した電源ケーブルAcoustic Revive POWER REFERENCE-TripleC FM(2m)を使ってRTP-2 absoluteに電力を供給して、スイッチング電源をアンプから遠ざけ、質の良い電力を供給するという両立を図ります。
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