SIGNAL GND端子と接続
まずはRGC-24 TripleC-FMをプリメインアンプDENON PMA-SX1のSIGNAL GND端子に接続します。RGC-24 TripleC-FM側の端子が小さすぎて、ぴったりとハマりませんが、SIGNAL GND端子をきつく締めて暫定的に固定しました。
仮想アース本体はトランス下へ設置
また仮想アース本体はPMA-SX1のすぐ下には入らなかったので、ラックの板を挟んでトランス下あたりになるように設置しています。
先日投入したばかりのサンシャイン ABA B-50の上に置いていますが、B-50にも仮想アースとしての機能も有していますので、RGC-24 TripleC-FMの底面から導通していれば相乗効果が期待できるかもしれません。
思い立ったのはオフ会当日
オーディオルームを作ってから手を入れる手順というものがある程度あると思っていまして、音にノイズ感がある場合はノイズ源を取り除くこと、定位や響きに違和感がある場合はその解決をしてからと考え、ラックや部屋の調音を優先的に行っておりました。
以前からRGC-24 TripleC-FMを試そうとは思っていたものの、すっかり後回しになって忘れていましたが、上記がある程度解消したところでお誘いした自宅でのオフ会の直前に、掃除をし終えると突然RGC-24 TripleC-FMの存在を思い出し、付焼刃的に追加してみたのです。
実際聞いてみるとシアタールームでネットワークオーディオ向けに使っていたころより大きな改善効果がありました。S/N比が向上し背景がスッと静かになり、音の粒立ちがしっかりとしつつ、音の粒子はきめ細やかになり、音全体に出てきました。
暫定的なオーディオ向け壁コンセント
現在オーディオ用に使っている壁コンセントは、まだオーディオルームを作ると決めてから、元来部屋にあった通常の壁コンセントを、とりあえず余っていたオーディオ用の壁コンセントFURUTECH FP-15A(R)N1+102-Dに換装しただけの簡易的な電源でしかありません。そのためアースが接続されていないのです。
本来であればシアタールーム同様に1点アースになるようにアースを接続したいところですが、残念ながらシステムの核となるPMA-SX1の3Pインレットにはアースピンがなく、PMA-SX1からアースを落とすことができません。やるとしたらプレーヤー経由となるでしょうね。
アースに接続できない環境に、仮想アースを追加したことで大きく改善されたことは驚くことではないのかもしれません。これでオフ会前の悪あがきでしたが、お客様をお招きする直前に一歩改善できたことはよかったと思います。
RGC-24 TripleC-FMの仮想アース本体を動かすと、PMA-SX1のSIGNAL GND端子から外れやすいのが玉に瑕ですが、少しペンチなどで端子を広げてみればしっかり接続できるかなと思います。
まだまだ構築途上のオーディオルームですので、この壁コンセントのように間に合わせ的な部分も多く課題は山積みですが、一歩一歩改善していくしかないですね。
Her-
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コメント
自分の場合はアコリバでなくてGe3の要石を使ってまして効果を実感してます。
プレーヤーの場合はSNが良くなり解像度が上がります。
アンプの場合は制動が効いて躍動感が良くなります。
青フォレさん、コメントありがとうございます。
昔のGe3の要石は芋虫のような概観でしたが、最近のはずいぶん見た目もきれいになったようですね。
Ge3の要石も仮想アースが流行る前から存在していて、Acoustic Reviveとともにオカルト扱いされていたと思いますが、当時から効果は高いと評判でしたもんね。
仮想アースというジャンルが一定の市民権を得てなおGe3の要石のファンは多いのでしょうね。