歪み率をは改善するのか?
2021年2月の終わりに約10年ぶりのオーディオ向けの電源工事を行った過程について綴ってきました。在来工法の一軒家に後付けで工事をする際のネックになる部分があり、二部屋分の電源工事をまとめてやることで発生したイレギュラーな内容にも、予定よりも大幅に早く終わり腕の良い職人さんたちを率いて対応していただけて、出水電器さんには感謝しています。
アース工事による奇跡的な接地抵抗値の低さ、家庭用分電盤のノイズ対策、100V/200Vのコンセントの取り付け方にも、細かいノウハウが凝縮されていて、その結果がシステム全体の音へと昇華されていくのを感じています。
出水電器オーディオ専用電源工事(6)オーディオルームのコンセント取付(200V/100V)
200Vコンセントの取り付け方 2021年2月に出水電器さんに依頼したオーディオ専用電源工事は、シアタールームとオーディオルームの二部屋分の電源工事となり、左側(東側)がシアタールームに取り付けた出水電器オリジナル コンセント付きブレーカー...
音質の感想などは後日またまとめるつもりですが、ここからは電源工事の成果を数値としてみることができないか?という少し踏み込んだ話になります。
PS Audio Power Plant Premier
2019年1月にクリーン電源PS Audio Power Plant Premierを購入しています。これまでも本ブログでは計測器としてよく登場していますが、ロングランの計測が終わった後は、シアタールームの電源タップとして使われていました。それを再び電源工事前後の計測機として使うため工事の前にシステムから取り外してありました。
Power Plant Premierはリジェネレータとして機能し、入力された電気の波形を歪み率の低いきれいな形に成型して出力する機能を備えており、入出力の電圧と差、入出力の歪み率などを数値としてフロントディスプレイに表示する機能を備えています。
これらの機能を使って、出水電器さんのオーディオ専用電源と家庭用分電盤から供給される電源の数値を比較してみようと思います。
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