目的を見失う
「2019年を振り返って」と題して、前編となる前回はこの1年の出来事をオーディオルーム、シアタールームの各部屋ごとに振り返りました。
オーディオルームはこの1年で大きく変化し、プレーヤー、プリメインアンプ、ラック、メインスピーカーは全て入れ替わり、その影響でシアタールームは動画&ゲームに特化することになりました。
後編では2019年初に綴った抱負から、前編では入りきらなかった以下の項目について振り返ります。
- 電源工事
- 無理せず更新できるスタイルの確立
- 可能性を広げるためのキャパシティ確保
電源工事(1)電源環境計測
2019年を象徴するのが電源工事というか、電源環境の改善に対する取り組み全般でしょう。まずは電源計測について触れておきます。
2019年1月:PS Audio Power Plant Premier
以前から電源環境の計測というのはやってみたいと思っていて、年初に中古で見つけたPS Audio Power Plant Premierを購入したところからスタートします。
PS AUDIO Power Plant Premierの購入~電源ノイズ計測~
ノイズの計測を目的として 以前、小型のアイソレーショントランス Assistance Design ISP-40kitを試した限り、我が家のオーディオ用に使っている電源環境はさほど悪くないと感じています。 周辺には工場のようなものはありませ...
波形整形型のクリーン電源による音質改善を狙ったわけではなく、Power Plant Premierに搭載されている入力電圧とその波形の歪み率(%THD)を観測する機能が欲しくて購入したので、最新型である必要がなく手ごろな価格に落ち着いている中古品でよかったのです。
オーディオルームで計測したときは、1.9~2.1%THD程度でしたが、シアタールームに設置して長期間にわたって計測してみると、我が家の電源事情は1.4~3.0%THDと時間帯によって変化することがわかりました。夜中に近づくほど悪くなるようです。
それからしばらくは機器の入れ替えやルームチューニングに時間を使っていましたが、6月末にNyans邸へ3度目のオフ会に伺い、オーディオシステムのバッテリ駆動を体験したところから電源環境へ取り組みが加速していきます。
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