また、2017年末に電源環境を大きく変更し、ロジウム系のメッキを使ったものが増えていますが、ロジウムだと少し硬く感じられるので、少し硬いイメージのある他のアクセサリなどから、金属素材を減らしていく必要を感じています。金属にはそれぞれ固有の響きがあって、その素材の響きが結構音に乗るように感じられますが、それでも使う理由があります。
腐食耐性を考えれば、経年劣化していく無メッキよりは、強固なメッキを使った方が音質は安定します。また空き端子などをふさぐ場合、プラスチックでは耐ノイズ性は望めないので、金属のキャップやショートピンを使うことになり、私の環境では、端子にAudioQuest RCA-CAPSなどを使ってノイズ対策をしています。
AV環境ということもあり、ピュアオーディオ環境とは比べ物にならないくらいAVプリアンプなどの空き端子が多く、そこに大量にキャップがついていますし、主要な機器の空き端子にも一通りキャップをつけてあるので、少なからず音もその影響を受けているので、このRCAキャップを外してみようかと。しかし、ただ外して開放しっぱなしにする選択肢は考えていません。
後日AVプリアンプもキャップを交換してみようかと思っていますが、まずはNA-11S1から試してみます。
NA-11S1のRCA端子
NA-11S1のRCA端子は以下の4つです。
- 同軸デジタル入力 1個
- 同軸デジタル出力 1個
- アナログ音声出力 左右1個ずつ
まずはこの内の同軸デジタル入力端子から考えます。RCA端子をふさぐ金属製キャップはどれもあまり差はありませんが、まずは手元にある安価なショートピンを同軸デジタル入力端子に試してみようかと思っています。
格安ショートピン
TOMOCA R-08 RCAショートキャップだったと思いますが、私が購入したときは1個65円くらいだったかなぁ。
素材ははっきりわかりませんが、金メッキが施されている安価なショートピンプラグです。ショートピンは使い方を誤れば機器を壊すことになるので、出力端子を持つ機器には使いたくありません。ちょっとぼーっとして間違えて接続したら、電源入れたとたんに数十万の機器から煙が出るでしょう。
取り付けには注意が必要
接続するときは入念に確認が必要ですから「DIGITAL IN」をしっかり確認してRCAキャップを取り外します。
ショートピンプラグを装着します。もう一度念のため「DIGITAL IN」であることを確認します。
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