金属の響き
ネットワークオーディオプレーヤー Marantz NA-11S1のXLR出力の極性を意図的に逆相にして使っていたものを、AVプリアンプMarantz AV8802Aの仕様に合わせて、設定を「Inverted」に変更することによって正相に合わせて再調整を始めました。

正相にすると音が間に飛び出し、輪郭がくっきりする一方でややエッジが立ちすぎて、硬い所がみられるのでそれを緩和しつつ、音場の展開はスピーカーのラインから後ろ側へ展開するよう電源ケーブルを変更しました。

さらに電源タップと壁コンセントに接続されている各機器を整理して、アナログ電源搭載機器と、スイッチング電源搭載機器とを分離して、電源コンディショナーを根元に入れることで、音場はほぼ希望の形に近づいてきたと思います。


金属の固有音
個人的には少し煌きのある音、特に高音が好きで、特に銀を導体に使ったケーブルを採用する傾向があります。
- XLRケーブル:AudioQuest Sky2
- XLRケーブル:AudioQuest Cheetah
- スピーカーケーブル:AudioQuest Meteor
- COAXIALケーブル:AudioQuest HAWK EYE
- XLRケーブル:Acoustic Revive XLR-absolute
また、2017年末に電源環境を大きく変更し、ロジウム系のメッキを使ったものが増えていますが、ロジウムだと少し硬く感じられるので、少し硬いイメージのある他のアクセサリなどから、金属素材を減らしていく必要を感じています。金属にはそれぞれ固有の響きがあって、その素材の響きが結構音に乗るように感じられますが、それでも使う理由があります。
腐食耐性を考えれば、経年劣化していく無メッキよりは、強固なメッキを使った方が音質は安定します。また空き端子などをふさぐ場合、プラスチックでは耐ノイズ性は望めないので、金属のキャップやショートピンを使うことになり、私の環境では、端子にAudioQuest RCA-CAPSなどを使ってノイズ対策をしています。
AV環境ということもあり、ピュアオーディオ環境とは比べ物にならないくらいAVプリアンプなどの空き端子が多く、そこに大量にキャップがついていますし、主要な機器の空き端子にも一通りキャップをつけてあるので、少なからず音もその影響を受けているので、このRCAキャップを外してみようかと。しかし、ただ外して開放しっぱなしにする選択肢は考えていません。
後日AVプリアンプもキャップを交換してみようかと思っていますが、まずはNA-11S1から試してみます。
NA-11S1のRCA端子
NA-11S1のRCA端子は以下の4つです。
- 同軸デジタル入力 1個
- 同軸デジタル出力 1個
- アナログ音声出力 左右1個ずつ
まずはこの内の同軸デジタル入力端子から考えます。RCA端子をふさぐ金属製キャップはどれもあまり差はありませんが、まずは手元にある安価なショートピンを同軸デジタル入力端子に試してみようかと思っています。
格安ショートピン
TOMOCA R-08 RCAショートキャップだったと思いますが、私が購入したときは1個65円くらいだったかなぁ。
素材ははっきりわかりませんが、金メッキが施されている安価なショートピンプラグです。ショートピンは使い方を誤れば機器を壊すことになるので、出力端子を持つ機器には使いたくありません。ちょっとぼーっとして間違えて接続したら、電源入れたとたんに数十万の機器から煙が出るでしょう。
取り付けには注意が必要
接続するときは入念に確認が必要ですから「DIGITAL IN」をしっかり確認してRCAキャップを取り外します。
ショートピンプラグを装着します。もう一度念のため「DIGITAL IN」であることを確認します。
試聴システムの概要
試聴システムは以下の通りです。
- AVプリアンプ:Marantz AV8802A
- マルチチャンネルパワーアンプ:DENON POA-A1HD
- フロントスピーカー:DALI Helicon 800(Pair)
- ネットワークオーディオプレーヤー:Marantz NA-11S1
- オーディオ用NAS:メルコシンクレッツ DELA モニター評価機
試聴曲
試聴曲はいつものとおり、以下のような曲を聴いてきます。
「image」 ※FLAC 44.1kHz/16bit
「Sarah Brightman – Time To Say Goodbye」 ※FLAC 44.1kHz/16bit
「Boyz II Men – Evolution」 ※FLAC 44.1kHz/16bit
「Diana Krall – When I Look in Your Eyes」 ※FLAC 96kHz/24bit
S/N比の向上
静けさが増し、音場形成はボーカルが引っ込み、ややスピーカー後方に立体感が出てきます。音の芯がわずか強くなる影響か、響きや余韻がやや減退してしまいました。
課題となっている音の硬さは、サ行のささくれとして残っていて、タ行にもアタック感の強さがあって少々きついです。高音にはキラキラした感じがありますが、全体的にシャカシャカしたような印象がぬぐえません。
メリットはあるが
ショートピンを使うと、SN比の向上や広い音場展開があり、RCAキャップから交換してメリットを感じる部分と、音の角にささくれが出るようなデメリットがありました。
前者のメリットは、回路をショートしてノイズの混入を防いだことによるものでしょう。後者の音のささくれは、悪化したところを見ると、ショートピンの素材などの影響が出たのかもしれません。
出力端子に使うと機器を壊すリスクがあるので、扱いには注意が必要なアクセサリですが、一定の効果があることが分かったので、もう少し良い素材を使ったショートピンプラグを試してみることにしましょう。できれば単一素材ではないものがいいですね。
Her-
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