防音の仕組み
ドアの厚みや密度が高いと言うのはもちろん防音において重要な要素ではありますが、それだけでは音は隙間を抜けて外に出てしまいますので、隙間を塞いで密封する仕組みが必要で、これが従来使っていた普通のドアではなかなか対応が難しい部分です。
部屋の内側から見ると、ドアがぶつかる部分に黒いゴムパッキンがついていて、ドアを強く閉めたときに密封する仕組みになっています。
ドアの開閉には3段階あり、まずこれがドアが開いている状態です。 このままだとゴムパッキンなどの反発で勝手にドアが開いてしまいます。
ドアノブを少し上に上げ、水平から10度くらい傾いた状態になると、ドアが閉まった状態で固定されます。暖房や冷房をかけているときにはこの位置にしておかないといけません。
ここからさらにノブを上げて床と水平にすると、先ほどのゴムパッキンが締め付けられて防音ドアとしての性能を発揮します。
密封されると部屋の酸素濃度の低下などの恐れがありますので、長時間使用する場合は換気は適切にしないといけませんね。
コメント
Herさん、こんにちは。
防音ドアは専用室を持つ者の憧れ。導入おめでとうございます!
当方も新居に導入〜と行きたかったのですが、値段が普通のドアの倍!という事で断念いたしました。
代わりにHerさんの記事にあるD型パッキンで簡易防音を施してあります。それでも結構騒音レベルが下がるのですよね。情報ありがとうございます!
おいけさん、コメントありがとうございます。
改めまして新築おめでとうございます。
D型テープはドア下の隙間を塞ぐすきま風ストッパーとあわせて使えば、簡易的な対処の割に効果があると思います。お役に立って何よりです。