ネットワーク再生を試す
実際にどう音が変わったのか確認してみます。試聴曲は以下の曲です。
「Sarah Brightman – Time To Say Goodbye」
から「Time To Say Goodbye (Con Te Partiro)」
こちらはCDをリッピングしたステレオのFLACファイル(44.1kHz/16bit)です。この曲は知っている方も多いと思いますが、サラブライトマンとアンドレアボチェッリの豪華なデュエットです。
再生してみると、音の密度が高く、低域が全体を覆うような厚みで包み、高域は繊細にベルの音は輝くように響き、余韻が糸を引くように伸びて美しく広がります。
前に出てきていた低音が減ったことで高い音が前に出てきた印象で、空間表現は少し広くなりました。少し凹んでいた中域が厚くなったことで男性の声などふくよかになり、帯域バランスが改善されました。
FX-08miniのときも同じことが言えますが、音の静けさ、揺らぎの少なさによって、無音のときは波一つない水面のような静けさをイメージさせます。
私的なバッテリのメリット・デメリット
試してみた結果、ネットワークオーディオ用として使うには、メリット・デメリットがありました。以下のようなものです。
バッテリのメリット
同時に充電給電可能
充電しながら、デバイスを給電を同時にできるので、いざと言うときでもバッテリ駆動が可能です。※こういう動作はバッテリの寿命を縮めるので普段はしない方がよさそうです。
バッテリのデメリット
電池の容量不足
電池の容量が4000mAhと少ないので、今回の光メディアコンバータのDC5V/2.5Aで使ったところ3時間ほどで切れてしまいました。オーディオ用として使うにはやや容量が不足しているようです。DCコンバータの性能にも依存しますが、私の利用状況だと最低6000mAhくらいは欲しいところです。
求める充電給電動作ではない
私が理想としてるバッテリの動作は、充電用と放電用のケーブルを接続したまま、バッテリの動作はスイッチのON/OFFで充電と放電を切り替えてくれるもので、これは充電を忘れて聴きたいときに聴く事が出来ないと言う状況にならないようにするためです。FX-08mini用に使っているPanasonicの旧型のモバイルバッテリQE-QL105はその理想の動作をしますが、残念ながら、TMB-4Kは私の希望している動作ではありませんでした。
私の理想とする動作をするバッテリを探さなくてはいけません。なかなか見つからないんですよねぇ。2つ3つ買うだけで済めばいいんですが…。
Her-
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