Finisar FTLF1318P2BTL
今回試聴するのは、海外で音が良いSFPモジュールとして評判になったのを聞いて試しに調達してみたFinisar FTLF1318P2BTLです。
SOtM sNH-10G SE-SのSFPモジュールをFinisar FTLF1318P2BTLに交換し、対向となるネットワークオーディオプレーヤーLUMIN X1はSFPモジュールを変更せずPanasonic PN54023Kのまま固定します。
どこか冷めた音
標準のTP-LINK TL-SM311LSと比較すると、S/N比は十分に高く、静かなシーンではすっきりとした空間表現を見せてくれますが、音が一斉に重なり始めると音がまとまってしまって、分解能はさほど高く感じられません。
ピアノの音はあたりが柔らかいが鋭さがなく、バイオリンの音も鋭さに欠けるので、鮮烈さには欠けます。低音は軽くあまり体に響いてこず、よく言えば聞きやすくBGM的。音に湿度感や温度感がなく、乾いていてどこか客観的に冷めて聞こえてしまいます。目の前に広がる景色が白黒のモノクロームな印象です。
S100で聞いた時と傾向はほぼ同じで、空間表現の広さはこのSFPモジュールの良い点ですが、温度感や湿度感にかけ、音楽の熱が伝わってこなくなるので、この辺りは好みで評価がわかれそうです。さて次はこれもまた海外では評判の良いStarTech.comのSFPモジュールから手元にあるGLCLXSMRGDSTを試してみる予定です。
SOtM sNH-10G Special EditionにおけるSFPモジュールの比較(3)StarTech.com GLCLXSMRGDST
鮮やかなで豊かな響き 2019年1月末に、光メディアコンバータの機能を搭載したSOtM sNH-10Gというオーディオ向けのスイッチングハブをお借りしたことがあり、2021年8月にそのスペシャルエディション仕様が販売開始されたと聞いて、2種...
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