シアタールームのネットワーク分離(4)～映像と音の変化～

さらに面白い変化もありました。

ノイズが減った証拠？

AndroidテレビSONY BRAVIA KJ-75X9400Cを導入して以降、サイドスピーカーから時折「プチっ」というノイズが出ていて、気になっていたんですが、ネットワークを分離した後からはこの音を今のところ聞いていません。完全になくなったかはわかりませんが、少なくとも頻度は下がったように思えます。本来のネットワークからの通信が現象を引き起こしていた可能性があります。

(追記)プチッとノイズは消えたわけではなかったようです、頻度は減りましたが。

追実験をしたいけど

通信の受信などによる影響は、今回の実験でもある程度軽減することができることはわかりました。YAMAHAルータにはもう一つインターフェース(LAN3)が余っているので、ネットワークオーディオ専用のネットワークとして新たに「192.168.3.0/24」のネットワークを作れば、中身はほぼパソコンであるといっても良いゲーム機やAndroidテレビからも隔離できます。ただシアタールームへ敷設してあるLANケーブルが1本しかないので、VLANを使うか、別途ケーブルを敷設する必要がありますが…。

しかし、本来のネットワークとシアタールーム専用のネットワークは、依然LANケーブルで接続されており一つの集合体のままです。この方法ではネットワーク上の機器から発生する電気的なノイズを低減できたわけではありません。

ここまで読んだ方で知識のある方なら、次の手が浮かんでいると思います。LANケーブル経由で入ってくるノイズに対して、もう１つ頭に浮かんでいる少し突っ込んだプランがあるにはあるのですが…。

やるとなると出費も増えるし、この暑い季節に汗だくになって作業をしなくてはいけなくなるし、仕事してる気分になっちゃうんだよなぁ…。必要なものが入手できたら追実験について書くかもしれません。→追実験はこちら