光メディアコンバータを選ぶ際に気を付けているポイント
これまで本ブログでは、いろいろな光メディアコンバータを試してきましたが、いくつか音に悪影響を与える要因というのはあります。光メディアコンバータ自体は業務用なので、プラスチック製の筐体が使われているものはほとんど見かけませんが、光メディアコンバータが発するノイズを抑えるためにも金属製が望ましいですね。
ACアダプタは交換しよう
電源によっても大きく音は変わります。光メディアコンバータは単体での消費電力は非常に小さいので、ほとんどは10W以下で駆動できますので、小型のACアダプタが使われていることが多いですが、ACアダプタで駆動するとどうしても音にざらついた感触や、とげとげしさが出てしまうことがあります。
これをバッテリ駆動をすると音の背景は大きく沈み込みS/N比が向上しますし、アナログ電源などに変えれば、ざらついた質感は緩和されるので、電源の交換はまずやっておきたいところです。ですから購入する際に、光メディアコンバータの供給電圧や電源プラグのコネクタ形状ははよく確認します。
個人的には質の良いアナログ電源を使うのが音によく、小型で済むので発熱も小さく運用もしやすいと思います。
光ファイバーケーブルは長い方が有利
光メディアコンバータに使う光ファイバーケーブルは規格によっても多少異なりますが、2m以上のケーブルを使うことが推奨されています。2m以下だと信号の反射が減衰しきれずに信号を乱すためだと推測しますが、実際に試すと短いケーブルは音に雑味が出ます。
短ければいいってもんじゃない~光メディアコンバータの光ファイバーは2m以上がよい?~
馬鹿なことをした 先日、ネットワークオーディオプレーヤー LUMIN X1と光メディアコンバータが10Gtek WG-33-1GX1GT-SFPの間に使っている10Gtek シングルモード(9/125μm)光ファイバーケーブルを3mのものか...
あまりとぐろを巻いたケーブルは部屋に置きたくはありませんが、光信号は減衰しにくいため、できるだけ長くして10m以上あった方がアイソレートするメリットが大きくなるようです。
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