NA-11S1で試聴
まずは音の確認としてネットワークオーディオで試聴します。
試聴曲
試聴曲はいつものとおり、以下のような曲を聴いてきます。
「image」 ※FLAC 44.1kHz/16bit
「Sarah Brightman – Time To Say Goodbye」 ※FLAC 44.1kHz/16bit
「Boyz II Men – Evolution」 ※FLAC 44.1kHz/16bit
「Diana Krall – When I Look in Your Eyes」 ※FLAC 96kHz/24bit
FURUTECH NCFプラグを使ったときと同じように、暗闇から浮き立つように音が立ち上がり、波紋を広げるように広範囲に透明感のある優しい余韻が拡がっていきます。
音の高低のレンジが広く、ピアノにはキラキラとした艶めきと、ドラムはどっしりとした芯と弾むようなダンピングがあり、安定感のあるがっしりとした低音が、音場に安定感をもたらします。
NCFプラグと合わせて使うと、音場のコントラスト、彫りが深く、芯のしっかりした主音に、柔らかい響きが広がって、プラグを交換したときに比べて余韻が広がる密度が高く、感覚としては5dbくらい音量をあげたような圧が感じられ、ただの塊ではなく余韻が幾重にも重なったミルフィーユのような余韻が分厚く目の前に立ちはだかります。
Playstation4 Proで試聴
次にPlaystation4 Proで試聴してみます。今回試聴するプレーヤー類のなかで唯一電源環境に変化のなかった機器となります。
試聴ソフト
試聴に使うソフトは、私が日常的にプレイしているファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーターです。
まず映像を見て思ったのが、明るいなという第一印象でした。非常に見通しが良く、動画追随性も非常に高く、鳥の目で空を飛びながら見るシーンでは、流れる地上の風景にもかかわらず上空から地上の人の動きまで、目に入るほど解像度の高さが感じ取れます。
また服の質感が生々しく伝わってきて、水面の揺らめきまでノイズ感がなく滑らかかつ細やかです。宝石のように鮮やかな青や紫、明々と燃える赤、金色のように輝く黄色、どの色もハッとするような鮮やかさです。
音については、ドラムの音が非常に繊細に粒が立っていて、低音のゴリッとしつつ、包むように広がる安定感、太鼓の弾むような躍動感とどっしりとした迫力は素晴らしい。
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