QNAP TS-119とRockDisk for audioはどちらも2.5インチのHDDを搭載しています。ディスクによる多少の固有差はあれど、有利不利はほとんどないと考えていいかもしれません。
QNAP TS-119:Western Digital WD Blue WD10JPVX(1.0TB)
RockDisk for audio:不明(2.0TB)
QNAP TS-119と比較すると、電源面ではやや不利な状況での試聴になりますが、現状アナログ電源が手元に余っていないので、まずはRockDisk for audioは標準のACアダプタのまま試聴することにします。
試聴曲
試聴した曲はいつものこの2曲。
「Diana Krall – When I Look In Your Eyes」から
こちらはステレオのハイレゾ96KHz/24bitのFLACファイルです。
「Sarah Brightman – Time To Say Goodbye」から
「Time To Say Goodbye (Con Te Partiro)」
こちらはCDをリッピングしたステレオのFLACファイルです。
この曲を各NASからQNAP TS-119→RockDisk for audioの順で、1曲ずつ聞いていきました。
予想外の結果に…
QNAP TS-119もRockDisk for audioもTwonky Serverを搭載していますが、フォルダの構成などは少し異なりました。確認していませんが、バージョンが違うのかもしれません。コントローラのiPad miniから操作すると、QNAP TS-119と比較してRockDisk for audioはやや表示が遅く、CPUやメモリのスペックが低いのか、余計な処理が増えているのかわかりませんが、一歩待たされる感じがあります。
本格的な比較試聴は、現在発注済みのアナログ電源が届いてからと思っていましたが、電源環境として有利なQNAP TS-119と比較しても、透明感、余韻、反響音、低音の主張など、RockDisk for audioは現時点ですでに同等かそれに近い音が出ています。RockDisk for audioはやや元気な印象です。何とも予想外の展開です。
RockDisk for audioは普通のNASと比較すれば、振動対策などはされていますが、先入観というか、私の中の基準では筐体でも電源でもRockDisk for audioの方が明らかに不利で、振動対策程度で不利を跳ね返せるとは思っていませんでした。
アナログ電源が届いたら、もう一度比較してみるつもりですが、思ったよりも素性は良さそうです。週末に客人がいらっしゃるので、間に合うといいんですが…、無理かな?
Her-
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