見えてくる課題
こうして実際に執筆環境とステレオオーディオシステムの環境を融合させてみると、いろいろ課題も見えてきます。
複数のスピーカーとスピーカーケーブル
スピーカーケーブルDENON AK-1000という廉価モデルを使用しています。音質のことを考えると表面の酸化していない状態であれば、むき出しの状態で接続してあげるのが一番導電効率は高いと思いますが、どうしても酸化は金属の宿命ですし避けられません。
そうした酸化もピーリングを行い定期的にメンテナンスするとしても、各スピーカーへの差し替えが頻繁に発生するとなると、今のむき出しのケーブルでは利便性が悪いですし、指で触ってしまって皮脂が付いてしまえば、それだけで音には悪影響が出ます。
やはりプラグ付きのケーブルを使いたいところですね。切り売りにプラグを取り付けるのが安価にできますが、既製品の方が楽ではありますね。
液晶ディスプレイの影響
実際に執筆環境の前に置いてステレオシステムを鳴らしてみましたが、当然執筆環境には液晶ディスプレイが付き物で、現在私が使用しているLG 29UM57-Pは、画面の面積が703×328mmと結構大きい21:9 UltraWide液晶ディスプレイです。
当たり前のことですが、単純にBGMとして聞くだけなら問題はなくとも、この液晶ディスプレイの存在が音を遮断してしまって、音像や空間表現がどうこう言えるレベルではありません。
オーディオルームへの設置
現在オーディオルームはまだ工事を進めている状況ですし、物もあふれていますからしばらく移動することはできませんが、少なくとも目の前を大きなディスプレイが覆うような状況を回避する手立てを考える必要があります。
リスニングチェアとパソコンデスクの両立をどうするか、1つは目的に応じて座る椅子を別に設けて、パソコンデスクではBGMとして聞き、真面目にレビューをするときは専用のリスニングチェアに座るというスタイルです。
もう1つはパソコンデスクでの作業中も妥協せずに済むように、液晶ディスプレイを何らかの方法でスピーカーと耳との間に干渉しないように設置する方法です。例えば正対せず横向きに使うことや、ノートパソコンを使うなどが考えられます。でもそれではオーディオルームと執筆環境の融合とはいえません。
今イメージしているのは、ノートパソコンのディスプレイ部を倒して見下ろして使うような感じをぼんやり考えていますが、現在使用しているディスプレイアームNANAO LA-130-D-BKでは、ギミック的に制約があり、ディスプレイは下がりませんし、仰角の稼動域も狭いので、イメージしているような形に変形させることができません。
オーディオルームと執筆環境の融合をどうすれば実現できるのか、3階の部屋が使えるようになるまでの間に検討しなくてはいけませんね。まぁ実際にいろいろ物を置いてみるまではわからないかもしれませんが。
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