サブウーファーをどうするか?
この数か月の試聴マラソンを受けて、現在のラックレイアウトでは、機器の入れ替えやケーブルの挿し替えに支障があり、ラックレイアウトの見直しを始め、横型ラックレイアウトに絞ってシミュレートを始めました。
ラックのタイプについては、一体型3列2段のラックでは棚数が不足するので、1列3段と、1列4段のラックを組み合わせて、棚数を確保する形がよさそうだという展望になりました。あまり機器が目に入るのは好きではないので、これまではテレビの裏に、スクリーンがあったときはスクリーンの裏に隠してきましたが仕方ありません。
しかし、横型ラックレイアウトでなかなかスマートに収まらないのが、サブウーファの存在です。特にDALI Helicon S600はサブウーファーとしても形状が特殊で、本来はセンタースピーカーHelicon C200がHelicon S600の上部に乗ると、Helicon 800やHelicon 400とスピーカーユニットの高さが揃うようにデザインされています。そのため必要以上に高く大きいので、いつも設置には悩みます。
テレビとラックの前後位置と傾斜屋根との関係
701mmのラック(1列2段)の上に1047mm(スタンド付)のテレビが載るので、合計の高さは1748mm、廃熱も考えると100mm程度はあけておきたいですが、天井が傾斜しているので熱は篭りにくいですから、少なくとも1800mmくらいの天井の高さは必要です。
前々回の記事でも話題に出しましたが、シアタールームは視聴位置を基準に前後が傾斜して下がっている切妻天井です。一番低い部分の高さは1400mmなのでラックとKJ-75Z9Dの組み合わせを壁際に設置することは出来ず、少し前に出すことになり、その裏がデッドスペースとなります。
現状のKJ-75Z9Dの設置位置で計測してみると、壁から850mm前に設置されていて、テレビの最高点までの高さは1670mmとなっていますが、上部には130mmの余裕があり、テレビの面は現状の位置のままでも設置は可能です。
ラックMS-3およびMSR-3S-DGの奥行きは520mm、KJ-75Z9Dのスタンド部分が画面の面より前に出ることを考えると、ラックの前端は壁から900mm程度の場所に設置することになると想定されます。つまり裏には380mmの隙間が出来ますので、やや狭いですが体を入れて配線作業などをすることは出来そうです。
ではHelicon S600の位置について考えます。
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