求めるNASの条件
データのバックアップが主な用途なので、選定に関しては高いスペックが必要なわけではありませんがいくつか条件があります。
ギガビットイーサネット対応
これはもう現行品のほとんどのNASが対応していると思うので、条件に挙げるまでもありません。将来的なことを考えれば10GbEに対応していればなおよいですが、我が家のネットワーク側を対応させていないので1GbEで十分です。
4TB以上3.5型HDDに対応
現行品のNASであれば、当たり前に2TB~16TBに対応していますので、4TBという容量は問題にはなりません。4TB以上というのは現在のオーディオ用NAS(メルコシンクレッツ DELA N1A(モニター試聴モデル))の最大利用時の容量が4TBだからです。
実はIODATA SoundGenicをバックアップ用のNASにと検討していましたが、この容量の条件を満たせなかったので候補から外れました。オーディオ用途でこの条件を満たす製品はごくわずかしかなく、高級モデルに限られるので、一般的なNASにせざるを得ない実情があります。
ディスク交換可能
QNAP TS-119というNASを10年以上使ってきましたので、一般的なNASの筐体は耐久性に不足はないと思いますが、いざ容量が不足した場合にディスクの交換が難しい機種では対応ができないので、ディスクの交換が前提で作られたNASが条件として挙げられます。ベイは1つで十分です。
IODATA RockDisk NEXTは交換可能でしたが、IODATA RockDisk for Audioは交換が難しく、大抵のオーディオ用途のNASはメーカーに依頼しないと交換できないものが多く融通が利きません。
ファンがついていること
オーディオ用途として使う場合は、ファンノイズは敵とみなされてファンレスが好まれますが、今回求めるのはオーディオファイルの他に、パソコンデータのバックアップも前提になるので、音質よりもデータの保全性重視です。
普段NASを設置している場所は夏場は非常に温度が高くなる場所なので、ファンレスですと低発熱の2.5型HDDしか使えず、大容量のディスクを採用するのが難しくなるため、故障のリスクも考えてファン付とすることにします。
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