私が求めるSSD像
私はPlaystation4やPlaystation4 Proの寿命は5年ほどだと考えています。
酷使すればもっと短くなるかもしれませんが、SSDの交換は何度もやりたくないので、SSDも同等の5年ほどは不具合なく動作してほしいと考えています。
仮に酷使して50時間/週をプレイした場合、5年動作させるにはTBWが130TB以上のSSDが必要です。私がCrucial M500 CT480M500SSD1を購入した頃は、まだ500GBクラスのSSDは30000円ほどして高価でしたし、それだけの耐久性を謳った製品は同等の価格では購入できませんでした。
そんな時にセール品として販売されていたのがHPのサーバモデル用SSD「Seagate 600 Pro 480GB SATA SSD E9Q52AA」でした。20000円を超えるくらいだったと思います。
スペックは以下のような感じです。
インターフェース | SATA 6Gb/s(SATA 3GB/s互換) |
最大シーケンシャル持続速度(128k転送) | 520MB/s(読込)、450MB/s(書込) |
最大ランダム読込/書込(4k転送) | 85,000 IOPS/11,000 IOPS |
NAND | MLC NND |
寿命 | – |
耐久性 | 総書込バイト数(TBW):350TB |
動作温度 | 0°C~70°C |
TBWをみると350TBとなっています。
50時間/週の場合、年間26TBの書き込みだとすると、≒13.5年
となり、想定しているPlaystation4やPlaystation4 Proの寿命をはるかに超えます。昨年2015年末に交換したので、2016年9月現在で酷使していたと仮定しても、未だ10年以上は利用できる寿命が残っています。
現行品の新品を購入するよりも長い寿命がまだ残っているので、Playstation4 Proに使うためにわざわざPlaystation4から取り出しもしたのです。
何を基準に選ぶのか、によってベストな選択は変わる
Playstation4はSATA 3GB/sがネックとなって、SSDの性能を最大限発揮できず転送速度を理論値の300MB/s以下に抑えられいるといわれていましたが、Playstation4 ProはSATA 6GB/sに対応してくるかもしれません。
とすれば、理論値は600MB/sになるので、現行のSSDはその性能を最大限発揮できるようになるでしょう。より高速なSSDの方がPlaystation4 Proを高速に動作させることができるかもしれません。
高速といわれているSSDでも書込、読込ともに高速なものでも570MB/sといわれていて、600MB/sには到達していないようです。私が使っているSSDの約10%高速ですから、速度を重視するというのであれば、高くても超高速なSSDを導入するのもいいでしょう。
ただ現時点では、Playstation4 Proが実際に発揮できる転送速度もまだわかりませんし、体感速度としてどれだけの効果があるのかわかりません。ゲームソフトによっても必要となる転送速度に差もあるでしょうし、上限まで使い切ることはないかもしれません。
私は過去に初期型Playstation3がYLODで壊れたときは、セーブデータが飛んで結構へこんだので、2度とデータを失うようなことはしたくありません。ですから私は耐久性重視で選択します。
速度(快適性)を選ぶか、耐久性(安心感)を選ぶか、はたまた価格(コストパフォーマンス)で選ぶか、それは「何を重視するか?」次第です。
Her-
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