試聴(1)Dynamic Plug Damper Systemなし
まずは、Dynamic Plug Damper System非搭載OIKLAN LAN8D-赤 2mから試してみます。
プラグには、シールドを落とすことができるプラグ側のピンに赤い収縮チューブが取り付けてあるため、シールドにたまるノイズをアースに流すことを意識してDELAへ収縮チューブの付いた方を接続します。
Dynamic Plug Damper Systemは搭載されていませんが、銅箔によるプラグの強化はされていますので、通常のRJ-45プラグに比べるとガタツキの少ないしっかりとした感触で接続されます。
試聴(1)リヴァーヴと温度感
音楽をかけた瞬間に、エコーがかかったのかというくらいリヴァーヴが効いていて空間を柔らかな音がいっぱいに満たしていきます。これには少々驚きました。
さらにアーティストが歌い始めるとボーカルに熱があって温度感が高く、思わず「熱いなぁ」とつぶやいてしまいました。ボーカルなどの中音域に厚みがありますが、バイオリンの音がやや鈍り切れがなくやや不満を感じますし、低音も突き抜ける感じがせず、音の解像度、鋭さ、鮮度には不満が残ります。
Dynamic Plug Damper Systemがない不完全な状態の割にパフォーマンスが高く、ツイストペア構造でなくても、それなりのパフォーマンスを発揮しています。
次はDynamic Plug Damper Systemありで試聴してみましょう。
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