スポーツカーは300kmで走ってこそかっこいい!
Ni邸へお邪魔して出張電源ノイズ測定を行ってみましたが、Greenwave Broadband EMI Meterをによる計測で、一般的な電源環境でも悪くて300mv程度、アイソレーション・トランス 出水電器 CT-0.2を通すと100mv前後という良好な数値を検出しました。
柔らかく寝落ちするには良い音でしたが、以前よりもさらにエッジの丸い音になっていて、どこか音の切れが感じられないことから、ゲスト全員がプリアンプONKYO P-3000Rが原因だろうと犯人扱いをし、交換を推奨していました。
ホストのNiさんは、これに必死の抵抗を見せ、話は電源環境の話題へと移ります。電線病に侵されたマニアたちの会話が進んでいく中で、電源環境が築年数の経ったマンションとしては比較的良好な数値だったことから、誰かがある提案をしました。
アイソレーション・トランス外してみようか?
これならアイソレーション・トランスは外しても支障はないんじゃないかなという話になり、試しにアイソレーション・トランスを1つ外してみることになったのです。この時誰も予想していなかった結果になったのです…。
3台あるアイソレーション・トランスは上流機器にそれぞれ接続されています。それを1台ずつ取り外していくことにしました。
プリアンプP-3000R
まずは、P-3000Rをアイソレーション・トランスを経由せずに直接電源タップへ接続しなおします。
接続変更前と同じくDCD-SX1からCDを再生してました。あれ?音像が明確になっています。S/N比が高まり高音の余韻の残響時間が長く、良く広がります。
コメント
アイソレーショントランスの容量のせいで瞬間的な出力の増加の足枷になっているのかもしれませんし、アイソレーショントランスに使われていた単純に電源ケーブルの質がネックになっていたのかもしれません。
→うーん、そうなんだ。
自分の考えは違っててウェルフロートボードが犯人じゃないかなぁと思ってます。
出水電器でエソテリックのCDプレーヤーに給電してましたが中々良かったですよ。
その時、メタル系のインシュレーターが具合が良かったですよ。
(もちろん、柱上トランスからの給電ですよ。)
青フォレさん、コメントありがとうございます。
ご存知のとおり我が家でもアイソレーショントランスの足元にウェルフロートボード他をいくつか試しました。
そのときに経験した足元の差異による変化量に比べても取り外したときの音の改善は何倍も大きなものでした。
音が詰まったように抑圧されるのは足元云々よりCT-0.2の質に原因があるように思えます。