USBで動作させる場合
5Vボタンを1回押せば、USB端子から5Vで給電されます。充電は止まります。
もう1度押すと給電が止まります。
5V給電中でも停止中でも12Vボタンを押せば、DCケーブルから12Vで給電が開始され、USB端子からの給電は停止します。
DCケーブル(12V)で動作させる場合
12Vボタンを1回押せば、DCコネクタから12Vで給電されます。充電は止まります。
もう1度押すと給電を停止します。
12V給電中でも停止中でも5Vボタンを押せば、USB端子から5Vで給電を開始します。DCコネクタからの給電は停止します。
給電は全てユーザーの意思で
12Vも5V基本動作は同じで、自分の意志で給電するか、バッテリに充電するかを選択することができます。またバッテリを使い切ると同時に充電用のACアダプタや充電用MicroUSBポートにUSBケーブルを使ってUSBハブなどに接続されていると、自動的に充電を始めてくれます。これは私が求めている機能そのものです。
実際に接続して聞いてみる
動作は理想的でしたが、動作だけではなく音もいいとお聞きしていますので、試してみたいと思います。
試聴環境
先日作成してもらった試作USB-DCケーブルを使って、スイッチングハブへ給電を行い、以下の環境で試聴してみました。
- AVプリアンプ:Marantz AV8802A
- マルチチャンネルパワーアンプ:DENON POA-A1HD
- フロントスピーカー:DALI Helicon 800(Pair)
- ネットワークオーディオプレーヤー:Marantz NA-11S1
- NAS:IODATA RockDisk for audio
- スイッチングハブ:PLANEX FX-08mini
- 光メディアコンバータ:SANWASUPPLY LAN-EC202C
RockDisk for audioはアナログ電源で駆動、スイッチングハブの上流にあるLAN-EC202CはACOUSTIC REVIVE バッテリリファレンス電源RBR-1から試作USB-DCケーブルで給電、この状態でFX-08miniの電源を試作USB-DCケーブルを使って2つのバッテリPanasonic QE-QL105-HとHMB-10を切り替えて試聴します。
コメント
HMB-10を記事に取り上げていただき、ありがとうございます。
以前、「GRFのある部屋」さんのブログを読んでいたら、音が良くなった証拠として「音楽がゆっくり聞こえる」ということを書かれていたように記憶しています。
これは、正しく、このバッテリーを使い始めた瞬間に感じたことです。しかも、2台目に購入したものを使い始めた時も全く同じ現象が起こったので、再現性があると確信しました。
でも、個人的には音が良いと思っていても、その理由がよく分かりません。Hermitageさんは、測定器を使って色々なモバイルバッテリーを検証されているようなので、HMB-10についても検証していただきたいと思い投稿しました。
今後も記事を参考にさせていただきます。
私がHermitageさんのブログを読み始めたきっかけは「FX-08miniの記事」でし
た。
私はFX-08miniを3台所有していますが、これはスペアのためというよりも、カ
スケード接続(直列?に繋ぐ)すると音質が向上すると聞いたので、その実験
のために購入したものです。
確かに、音は激変するのですが、それが良い方向なのかは疑問です。
ネットワークの専門家として、HUBのカスケード接続をどうお考えなのか、伺
いたいと思います。
yseki118さん、コメントありがとうございます。
ご紹介いただいたバッテリは個人的にはとても気に入りました、ご紹介いただきありがとうございます。
私がバッテリで測定できるのはタカがしれていて、電圧や電流値の測定くらいのものですが、時間があったら試してみます。
カスケードの件は私も記事を読んだことがあります。
多段カスケード自体は実際の企業のネットワークでも起こりえることですし、現在の機器の性能なら大きな問題は起こらないとは思いますが、機器を重ねるごとに到達するまでに時間がかかるようになりますし、読んだ記事の中にもIPアドレスを見失うなどと言う記述を見かけた気がするので、機器にストレスのかかることが良いこととは思えませんので、私は別の道を模索しています。
それで音がよくなるというという方もいるので、カスケードによるメリットを考えてみるとノイズフィルターとしてのスイッチングハブを複数重ねることか、信号を再生成することによる、リッピングなどのクセをとることかなと推測しますが、試したことはありませんので、あまり突っ込んだ話はできませんね。
ただ、ネットワークとしてはあまり推奨したくないと言うのが本音で、現場経験者としてはトラブルを少なくするためにはシンプルな構造にするのが一番ですし、論理的な理由もなく構成上必要のない機器を増やすようなことはあまりやりたくないですね。
もし壊れたFX-08miniが修理することができたら3台以上確保できるので、試してみることができるかもしれませんが…。
お返事ありがとうございます。
私も、最近「シンプル イズ ベスト」を心掛けているところです。
話は変わりますが、HMB-10による12Vの給電はあまり期待しないほうが良いか
もしれません。
と言うのも、私もAPU1CというLINUXのボードの電源として使ってみたものの、
本体から唸るような異音が聞こえ、使用を中止した覚えがあるからです。
繋げる機器との相性もあるかもしれませんが、12Vは鬼門かもしれません。
いっそのことiPowerはどうでしょうか。以前、ノイズをまき散らしているので
はないかという話もあったのですが、iPowerには電源極性があるようで、
・iPowerの電源極性を合わせる。
・iPower以外の機器の電源極性を合わせる。
・アースに関連した不具合、アースループなどを取り除く。
以上のことをするとノイズは発生しないらしいです。
参考まで・・・・・・
yseki18さんコメントありがとうございます。
APU1Cは12V1Aの電力を必要とするようですね。対してHMB-10が12V/1.25Aの仕様ですから、満たしてはいますが余り余裕はないのかなと言う感じもします。その内変換プラグを探して試してみるかもしれません。それからでも遅くはないかなと。
iPowerは試聴したことがないので分かりませんが、頭の片隅においておきます。
そろそろ光メディアコンバータの運用について、あまりあれこれ散財するのにも目処をつけたいと思っています。