食わず嫌いはよくない(1)Neumann.BERLIN XLRケーブルを試す

PMA-SX1側はこんな感じです。

ケーブルは挿しやすく、取り回しもよく使いやすいケーブルですね。

試聴システム

試聴システムは以下のとおりです。

スピーカー：DALI Helicon 800
プリメインアンプ：DENON PMA-SX1
ネットワークオーディオプレーヤー：LUMIN X1 -Black model-
NAS：メルコシンクレッツ DELAモニター評価機

電源はPMA-SX1とX1はアイソレーション・トランス中村製作所 NSIT-200Qから取り、DELAは別の電源タップAcoustic Revive RTP-4 absoluteから取っています。

耳あたりの良い音

S/N比も高く、立体感のある音、高音域は伸びるが丸く、中音域に厚みがあり、低音はやや緩いが、全体的に柔らかく聞き心地がよく耳あたりも優しい音です。その代わりに音像はエッジが立っていないので彫が浅く、ボーカルや楽器が浮き立つような感じはありません。

個人的には柔らかい音は好きですが、相反してもっとエッジの立った音が好ましいので交換するということはないでしょうね。

結局好みに合うか？の一点に尽きる

音の評価は環境にもよりますし、好みにもよりますので、「neumannのケーブルが最高」という方々もいらっしゃるとは思います。こうしたケーブルなどの絶対的評価というのはほぼ不可能で、好みに合うか合わないかの世界だと思いますので、メーカーやショップ、レビュワーに共感した人たちが使えばいいのだと思います。

実際コストパフォーマンスの高い、バランスの良いケーブルで、ハイエンドケーブルとして販売されているケーブルと、価格や製品名を隠して比較したらいい評価が得られるかもしれないと思わせる音で、好みに合えば楽しく音楽が聴けると思います。