DELA導入の前に
これから導入予定のDELA N1Aが導入されると、ネットワークの話、特に私の環境について書くことが多くなるので、一度我が家のネットワークオーディオ用に構築しているネットワークについて、詳細を整理しておこうと思います。
一般的な家庭用ネットワークと何が異なるのか、それを理解していただくために、まずは一般家庭で想定されるネットワークオーディオの環境を見てみましょう。
一般的なネットワークオーディオ環境
通常の家庭でネットワークオーディオ環境を構築すると、通常は以下のような機器が必要となります。
必要なもの
- オーディオシステム(アンプやスピーカー)
- ネットワークオーディオプレーヤー
- ルータ
- スイッチングハブ
- NAS
- リモートコントロールアプリのインストールされたタブレット端末
- それらを接続するLANケーブル、もしくは無線LAN環境
オーディオシステムとネットワークオーディオプレーヤー
最低限音楽を再生できるオーディオシステムにネットワークオーディオプレーヤーが必要になります。最近のAVアンプや各種プレーヤーには、標準搭載されることが多いですが、違いを分かりやすくするために、あらかじめ分けて記載しておきます。
ネットワーク環境
ネットワークオーディオ環境を構築するためには、ルータとスイッチングハブが必要になります。
こちらもルータにスイッチングハブの機能が内蔵されているのがすでに一般的になってるので、スイッチングハブは単体では使っていない方もいらっしゃると思いますが、これも分けて記載しておきます。
また後述するタブレット端末との接続には無線LAN機能はほぼ必須といっていいでしょう。
NAS
そしてオーディオトランスポートの役割を担う、DLNAに対応したNAS(Network Attached Storage)、簡単に言えばネットワークに接続されたストレージ(ディスク)ということになります。
中身が何かといえば省電力で動作する小さなパソコンです。そこにDLNAに対応したサーバーアプリケーションが入っています。
タブレット端末
ネットワークオーディオの司令塔を担う、操作アプリケーションとそれをインストールしたタブレット端末が必要になります。
その他これらを接続するためのケーブルや無線LAN環境が必要となります。それぞれの機能が統合されて一体化しているものもありますが、機能別に見たときに必要な機器は以上のようなものになります。
では一般家庭用のネットワークがネットワークオーディオに適さない理由は何でしょうか?
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