トランスから出力を4本に分けて、上と左右にあるスイッチを経由させて、コンセントのプラグ差込口に挿入されています。スイッチによって供給電力の分配を変えられる仕組みになっているので、電気的に上部のスイッチで左右を分け、左右のスイッチで上下を分けているようですね。
アモルメットコアの追加
ここでカスタマイズについて触れておきましょう。オリジナルのNSIT-200Qには装着されていないアモルメットコア(NS-145)がコンセントへの各入力ケーブルのペア毎に合計4つ挿入されています。
アモルメットコア(白:NS-145)は超Hiμ材を使用したコモンモード専用のノイズフィルタで1個当たり1200円位するものです。後継機のNSIT-200Q MkII SEには同じ部分ではないと思いますが標準搭載されているらしいです。
定格容量スイッチの設定
前回の記事でも書きましたが、今回プリメインアンプDENON PMA-SX1(275W)、SACD/CDプレーヤーDENON DCD-SA11(22W)、ネットワークオーディオプレーヤーLUMIN X1(20W)の3台を接続するため、5つのパターンの中から「400VA(1系統)+200VA(2系統)」を使うことになります。
まず上部のスイッチS3を右側にセットし左右を分離します。さらに左側のスイッチS1を上にセットして400VAを確保してPMA-SX1に割り当てます。右側のスイッチS2は下側にセットし、上下をそれぞれ200VAとして分離し、DCD-SA11とX1を割り当てます。
設置
設置はひとまずケーブルの配線的に差し替えが一番簡単な位置となるフロントスピーカー(L)の裏に暫定的に設置します。
コメント
音圧が上がると言うことは当たりを引きましたね。
音がきつくなると言うことなので対策を考えて見ましょう。
放置する。
→3ヶ月も過ぎれば馴染んで普通になるかと。
電源ケーブルを変えてみる。
→バランスが変わりますよ。
仮想アースを着けてみる。
→見通しが良くなるかも。
アモルメットコアを+と-に分ける。
→磁力の関係で良くなるかも。
インシュレーターを入れて見る。
→木製が良いかも。
コンセントの真ん中のネジを取る
→バランスが変わりますよ。
後、ネジが緩みがあるかどうか確認して下さいね。
やはりRコアは一つなんだね。
突き詰めていくとどれか一つになるかも。
(電源工事をやっても有効です)
尚、たしか出水電器のトランスはアースも繋がってますのでアース工事をすることにより更に効果が出ると思いますよ。
(Rコアの禅トランス)
青フォレさん、コメントありがとうございます。
音がきつくなる点以外はメリットが大きいので、アドバイスいただいた内容も踏まえて何とかてなづけたいと思います。