XLR端子の極性
オーディオ機器に使われているXLR端子の極性は、国際標準は一応2番HOTですが、2番HOTのものと3番HOTのものが混在しているのは有名な話です。
アメリカ式は3番HOT、ヨーロッパ式は2番HOTとなっているため、異なるメーカー間で接続するときには、注意が必要ですが、同じメーカーの機器でもプレーヤーやアンプによってアサインが異なる場合もあります。
Marantzはアメリカ式とヨーロッパ式混在
私が使っているMarantzの機器はプレーヤーとアンプでアサインが異なっています。なぜこんなことをするのかよくわかりませんが、AVプリアンプAV8802AのXLR端子はヨーロッパ式の2番HOTです。
ネットワークオーディオプレーヤーNA-11S1はデフォルト設定がアメリカ式の3番HOTに設定されています。(NA-11S1は切り替え可能。)
NA-11S1の設定はどちらであっても、左右が統一されていれば音はほとんど違和感なく出るので、普通は気づかないと思います。私も最初にテストしているときは気づきませんでしたし、でも比べると違うのはわかります。
これらのアメリカ式とヨーロッパ式を合わせるには、ケーブルの配線で2番と3番をクロスするか、変換コネクタなどを使うか、機器の設定で反転するかになります。
幸いNA-11S1には反転機能がついていて、メニューから次のような項目を変更すれば、反転可能です。
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