MM8003に交換して痛感するPOA-A1HDの優位性
接続してみて音出しをしてみます。テストトーンを使って、各スピーカーのチェックをしてみましたが、スピーカーに損傷はないようですし、スピーカーケーブルにも異常はなさそうです。後日フロントスピーカーケーブルのプラスとマイナスも戻してもよさそうですね。
POA-A1HDは各チャンネルはノーマルでも300W(4Ω)/150W(8Ω)の定格出力がありますが、フロントとサラウンドはブリッジ接続で駆動していましたから、500W(4Ω)/300W(8Ω)ありハイパワーでした。普段はAV8805Aの音量設定は-20dbにしてあります。
バックアップのMM8003は140W(8Ω)の定格出力がありますが、ブリッジ接続できないのでパワーが足りないですね。同じ設定のまま入れ替えると5db音量を上げて-15dbまで上げても少し小さいかなと感じるくらいで、パワー不足を感じます。
実はMM8003は6Ω以上のスピーカーにしか対応していないので、インピーダンスが4ΩのDALI Heliconシリーズに大音量で使うとスピーカーが壊れる可能性があります。AV8805Aの設定で音量の上限を設定しておくとよさそうです。
6.1.4ch化は棚上げ
棚上げになっている6.1.4ch化を実現するとなると、10ch分が必要ですが、MM8003だと8ch分しかカバーできないので、やはりPOA-A1HDが修理出来て戻ってくることが第1希望になります。
もしPOA-A1HDが修理できないとなった場合、XLR入力を搭載している国内製品を候補とすると、Marantz MM8807だとチャンネル数が足りない上に200台の限定販売なので入手が難しく、11ch搭載のYAMAHA MX5200-Aくらいしか候補がありません。
MM8003やMM8807の後継機があるという噂も聞くので、Marantz PM-10でも採用例があるHypex Ncoreを搭載したハイパワーなマルチチャンネルパワーアンプが登場すればがぜん興味がわきますね。10chよりチャンネル数が少ない場合は、MM8003をトップスピーカー用に使用して、新しく導入する製品をフロアの6chに割り当てて使うというのが腹案となるでしょう。
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