仕様一覧
各仕様は以下のとおりです。
波長 | 850nm |
通信速度(GbE) | 1000Base-SX Ethernet(1.25Gbps) |
電圧 | 3.3V |
実装タイプ | プラグ式、SFP |
コネクタタイプ | LCコネクタ(2芯) |
使用ファイバケーブル | 2芯マルチモードファイバ(MMF) |
伝送距離 | 50/125μm MMF利用時:550m 62.5/125μm MMF利用時:220m |
同じく2種類のマルチモードに対応
前回も書きましたが、光ファイバーにはクラッドとコアといわれる部分があり、屈折率の違いにより光信号をコア内に閉じ込めることで遠方まで信号を届けていますが、マルチモードファイバーにはそのクラッドとコアのサイズ(径)の違いにより2種類に分けられています。
- マルチモードファイバー(GI) 50/125μm:伝送距離 550m
- マルチモードファイバー(GI) 62.5/125μm:伝送距離 220m
Cisco純正のGLC-SX-MMも50/125μmと62.5/125μmの両方の光ファイバーケーブルに対応しており、LCコネクタで接続されたマルチモード光ファイバーケーブルなら通信が可能ですが、Finisar FTLF8524P2BNVに比べると、伝送距離が異なっているようです。50/125μmでは50m延びていますが、62.5/125μmでは80m短くなっています。
モジュールによって、こうしたわずかなパーツによる仕様の差が、音の違いとして現れるのか?個人的にもこの辺りには興味があるので、楽しみではあります。
互換性
実はFinisar FTLF8524P2BNVにしてもCisco GLC-SX-MMにしても1000Base-SX対応モジュールですから、正常に動作すれば過去に使っていたHobbes – HME2-1000SX/SC550との組み合わせで使うことも可能かもしれません。
ただ、Hobbes – HME2-1000SX/SC550のコネクタはSCコネクタ、Finisar FTLF8524P2BNVやCisco GLC-SX-MMのコネクタはLCコネクタとなりますので、ケーブルに少し工夫が必要になります。
動作確認はケーブルが届いてから
Cisco GLC-SX-MMもX1側に接続する分と、MC220L側に接続する分に加えて、予備を1つの3つを購入して、送料を合わせて1000円は少し超えるくらいだったと思います。もう10年以上前のモジュールですから秋葉原とかの店頭で買えばもっと安く購入できると思いますけどね。
これらの動作確認や組み合わせの妙なども、ケーブルが届いたら確認してみたいと思います。ケーブルは中国からの輸入になるので、やたらと時間がかかっているみたいで、少々待ちくたびれましたが…。
Her-
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