余計なスイッチングハブを取り除く
ここで、今回の目的となっている余計なスイッチングハブを取り除いてみます。接続は以下のように変更になりました。
ONU
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メインルータ
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Cisco SG100-16-JP V2
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YAMAHA RTX1100
|……LSW4-GT-5NS/BKを撤去
Hobbes HME2-1000SX/SC550→サンワサプライ LAN-EC202C
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Hobbes HME2-1000SX/SC550→サンワサプライ LAN-EC202C
|……NETGEAR GS105Eを撤去
PLANEX FX-08mini ←プレーヤー、NAS2台が接続
接続がとてもシンプルになりました。接続する機器は明確な目的がある場合以外できるだけ少なくした方がいいと思います。これで少しスペースが空きました。AV機器用のコンセントにも1つ空きができました。
試聴
この時点で操作感の違和感はもう感じていません、慣れてしまったのか、応答速度が速くなったのかは微細な違いで区別がつきません。
ただ、音はグッと良くなりました。聴いた瞬間に先ほどよりも透明感の高い音で、音に厚みがあるのにスッキリして聞こえ、うるさい印象を受けません。また前後の定位がしっかりして空間表現が広がり、声にふわっとした広がりがでて、残響音(エコー)がスーッと広がっていきます。
ハーモニーのそれぞれの声がよく聞こえますが、重なりが立体的で心地よく、楽器の打鍵音が強く、特にピアノは印象的で、オーボエの高音が高く伸びやかに昇っていく印象です。この高音が伸び上がっていくのは私にとって重要なチェックポイントです。低音の打楽器はボワついてブーミーだった音が少し締まり、腹に刺さります。(この低音のボワつきは以前から解消していない問題ですが、少しマシになりました。)
徹底的にノイズ対策をしていくと、徐々に音の揺れがなくなっていく印象を私は感じますが、光メディアコンバータを交換する前と比較して、まだその音の揺れが残っているのを感じるものの、全体としてはこの時点で交換前と同等か、それよりいいかもしれません。
交換してみて…
光メディアコンバータを1000Mが対応のHobbes HME2-1000SX/SC550から100M対応のサンワサプライ LAN-EC202Cに変えてみて、まだ低音が膨らむ悩みが残ってはいます。
それ以外にもこの二ヶ月位の間、音が不満で聴く時間が減っていましたが、頭の中にかかっていたモヤというか、霧が晴れ、以前よりは心地よく聞けるようになった気がします。久しぶりに3時間ほど、ずーっと音楽を聴いて気がついたら眠りに落ちていました。
やはりギガビット対応のHME2-1000SX/SC550よりも100M対応品のLAN-EC202Cの方が全体的なノイズが少なく、ノイズ低減に貢献しているものと思われます。
これにさらに電源の交換と電磁波対策などを進めたらどう変化するのか楽しみです。
低音の問題は何とかしなくてはいけませんね。ネットワークオーディオの音を良くしようと対策を進めて言った結果、スピーカーから出る音はダイナミックレンジが拡がっているのに、それを殺してしまうのはもったいないですし、共振を止めたいのですが、小手先の対策ではうまくいっていません。
光メディアコンバータの対策と並行して、本腰を入れて低音過多の問題の対応をすることにします。まずはスピーカー裏のスペースを広げることから始めてみよう…。
Her-
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